ウルトラマンメビウスのファンサイト・メビウスベルト【ウルトラマンメビウスに登場する。マケット怪獣リスト】

ウルトラマンメビウスに登場する。【マケット怪獣リスト】

ウルトラマンメビウスにはメビウスやカイズとともに闘う友情の戦士、マケット怪獣たちが、メテオー ル技術によって再現され登場します。
メテオール円谷公式情報

■マケット怪獣 ミクラス

身長:ミクロ〜40メートル
体重:0〜2万トン

特徴:人類に味方した怪獣という認識がなされている「ミクラス」のデータを基 に再現されたマケット怪獣第1号。その容姿はオリジナルと同一だが、活動限界 は1分間。なぜかコノミになつく。

ドキュメントUGの記録によると、オリジナルのミクラスは500万馬力の怪力怪獣で 、頭の角を使った体当たり攻撃が得意だが、電撃攻撃には弱かったとされている 。後にエレキユニットの強化実験により両手から電撃を放てるようになる(実験 後のミクラスは、通称「エレキミクラス」とも呼ばれたともあるが、外見上の変 化はない)。

■マケット怪獣 リムエレキング

身長:40センチメートル
体重:4キログラム

特徴:マケット怪獣ミクラスの強化のため、電撃系怪獣の能力を加える「エレキ ユニット」運用実験の際、高エネルギー分子ミストを生成する粒子加速器の故障 により生まれた小さなマケット怪獣で、データの欠陥の為そのサイズは約40セン チ。

オリジナルのミクラスがエレキングの電流に弱かったことが影響し、マケットミ クラスがエレキングのデータを拒絶した結果、はじき出されて誕生したのではな いかという推測もあるが、その関連性は不明。

姿も概してちんちくりんであり、はっきり言って戦略的には何の役にも立たない と思われるが、その一方、全く無害、コストも無視できるほど小さいことが証明 されたため、メテオール運用上の特例が認められ、ディレクションルームに時折 り出没する、CREW GUYSのマスコット的キャラクターとなる。

マケット怪獣ミクラスの栄光の戦歴

マケット怪獣として、38年ぶりにテレビに出ているミクラス、オリジナルのセブンでのバトルを記録しました。

ミクラスvsエレキング(セブン第3話「湖のひみつ」)

 この回は、ダンがピット星人の少女にウルトラアイを盗まれて変身できず、 そんな時にエレキングに襲われるのである。それで、ダンはミクラスを出して、エレキングと戦わせる。

 ミクラスの自慢は怪力で、一旦はエレキングの尻尾を持って投げ飛ばすなどの健闘を見せるものの、 エレキングの方が、戦いが巧みであり、ミクラスの怪力攻撃を交わして行く。 そして、エレキングは尻尾をミクラスに巻きつけて電気ショックを与えて、 それでミクラスは戦闘不能に陥りKOされる…(泣)。

*この回はセブンの製作第1話で、ミクラスのデビューも、変身できない時に、 代わりに戦うと言うものでした。しかし、全然代役にならなかった…(泣)。

ミクラスVsガンダー(セブン第25話「零下140度の対決」)

 

ポール星人と、冷凍怪獣ガンダーの襲撃で、ウルトラ警備隊基地付近はマイナス140度の極寒 (なんてものじゃないと思うけど)に襲われる。 外へ出ていたダン=ウルトラセブンは、光の国に冬がないため寒さに弱く、 エネルギーを消耗して、さらに、雪の中にウルトラアイを落とし、変身不能に陥っていた。 そこへガンダー襲来、ダンはミクラスを出してガンダーと戦わせて、その間にウルトラアイを探し出し、セブンに変身、 しかし、寒さでエネルギーはゼロになっており、宇宙、太陽まで飛んで、エネルギーを補給する。

 その間も、ミクラスはガンダーと孤軍奮闘していたが、こちらも力及ばず防戦一方、 攻撃を受けてやられるのみである。そこへ、ウルトラ警備隊基地の機能が復活してウルトラホーク1号、3号が復活、 ガンダーを攻撃し、その間にエネルギーを補給したセブンが帰ってきて、 ウルトラ念力でガンダーをひっくり返して、アイスラッガーで首を叩き落して倒した。 極寒は去り、ダンはミクラスを召還した。

*この回はセブンの弱点、寒さに弱いが見つかった回であり、ミクラスは、ダンとウルトラ警備隊が麻痺している間に、 健気にも戦って、時間を稼いでいます。あまり活躍しなかったと言われるミクラスですが、この話では大健闘です!

この他、セブン1999最終章「わたしは地球人」でも出てきたそうですが、相手の怪獣にあっという間に KOされて終わりだったそうです。 (棺桶のジョー)

マケット怪獣 ウィンダム (メビウス版)

名前:ウィンダム 身長:ミクロ〜40メートル

攻撃能力:頭部からのレーザーショット 特徴:ミクラスの次にマケット怪獣第二号に選ばれた「ドキュメントUG」に記録 の残る怪獣。 メタリックなボディを持ち、頭から遠距離攻撃が可能なレーザーショットを発射 する。

コノミになつき、他のクルーよる運用が難しかったミクラスよりも操作性が向上 されているが、そのタイムリミットはミクラス同様、一分間である。 対ディノゾールリバース戦での実践投入が初陣となり、頭部のレーザーショット を活かした遠距離攻撃を展開する。 ミクラスは接近戦に適し、ウィンダムは遠距離攻撃を得意とするマケット怪獣で ある。

マケット怪獣ウィンダムの栄光の戦歴

セブンのカプセル怪獣のひとつ、ウィンダム。ウィンダムは、ウルトラセブンでは3回出ています。  ウィンダムは偵察のために出ることが多く、ミクラス、 アギラのように変身できない時に使われるのとは違います。しかし、キャラクターは結構おマヌケです・・・

○ 第1話「姿なき挑戦者」

 クール星人は見えない円盤で攻撃してくるが、ダンとウルトラ警備隊の開発した特殊噴霧装置で姿を見せる。 円盤本体は、山間に隠れて、小型の円盤を攻撃に出してくるが、ダンはここでウィンダムを出し、小型円盤の様子を見る。 まずは、手で(!)円盤を追い掛けるウィンダム、しかし逃げられる(!)。 それで、頭のビームランプから光線を出すが、弱くて、円盤に当たるものの、少し止めるだけで、 結局ウィンダムは円盤に翻弄されてKO(泣)、ダンはウィンダムを回収して、自ら変身し、戦った。

* 記念すべきカプセル怪獣登場の第1号(製作順では2番目)ですが、ウィンダムは偵察に使われることが多く、ドジを踏んで(!)おしまいがパターンでした・・・

○ 第24話「北へ還れ」

 フルハシの乗るホーク3号をコントロールしている、怪しい灯台を調べるべく、ダンはウィンダムを出して偵察させる。 ところが、灯台から怪光線がウィンダムの、頭のビームランプに放たれ、逆に灯台にいるカナン星人に操られ、 ダンを襲ってくる。止む無くダンはセブンに変身し、 しかしウィンダムは主人のセブンに襲い掛かる始末、頭から光線を出すが、セブンは弱いウルトラビームで跳ね返す (この時の、セブンが「お前、何やっとるんや」というような表情が絶妙!)。 で、ウィンダムはセブンと雪の上で追いかけっこ(!)、円を描いて両者追い掛け回すのだが、セブンは途中で抜けて、 ウィンダムは一人で走り回り(!)、最後に目が回ったところでセブンから正常になる光線を受けて、ウィンダム、 回収される。カナン星人は灯台に擬したロケット (今、ガチャポンで出ています)で逃げるが、セブンは空を飛んで追い掛け、ワイドショットで撃ち落した。

* この回も偵察ですが、敵に操られてしまい、セブンとの悪乗り的なバトルが何とも楽しいものです。 こういう憎めないキャラクターがカプセル怪獣の魅力です。

○ 第39話「セブン暗殺計画・前編」

 セブンの能力を調べ上げたガッツ星人(今度の映画にも出ます)は、ダンをビル街におびき出して、 分身術などで威嚇する。ダンはガッツ星人の手を調べるべく、ウィンダムを出して偵察させる。 ビルに出たガッツ星人、ウィンダムはガッツを攻撃しようとして、結局逃げられる。 ガッツはウィンダムの頭に飛び乗り、「お前など、相手にならん」と言い、小型円盤を出す。 ダンはウィンダムを回収しようとしたが、弱点の頭にビームの直撃を受け、一発でやられてしまう!それを見たダンは、 下手に戦うのはまずいと、一旦退却したが、結局ガッツの手に落ちてしまう。 しかし、ウルトラ警備隊に救出され、ガッツをウルトラ・ノック戦法 (アイスラッガーをウルトラビームで強化したもの)で倒す。

* この回も偵察に出すものの、ガッツに相手にされず、最後は頭を撃たれて殺されるのはショックでした。

ビデオ作品セブン1999最終章・第6話にもミクラスと一緒に出たものの、2匹まとめてKOされたそうです(私は未見)。

○ 平成セブン第3話

この他、ウィンダムは平成セブンで3話にも登場しています。 ちなみにカプセル怪獣が、平成セブンに出るのはこの回がはじめてです。 無事、カザモリ隊員(セブンがダンの代わりに身体を借りている隊員)の危機を救い、 敵星人を撃退するという快挙を上げています。 実質、カプセル怪獣初勝利です。(笑)

(棺桶のジョー・ゴダイゴ各氏の投稿による。)

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