ウルトラマンメビウスのファンサイト・メビウスベルト【ウルトラマンメビウス 第24話「復活のヤプール」レイゴ考察】

ウルトラマンメビウス・ウルトラマンメビウス 第24話「復活のヤプール」レイゴ考察ソフトバージョン

ウルトラマンメビウス・ボガールモンス怪獣画像
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金色に輝く光の中、静かにある方向へ向かって向きを変えるタロウ。 ゾフィーが声をかけた「どこへ行く?タロウ」 「地球へ」 「メビウスの元へか?」 「巨大な力の干渉で恐ろしい敵がよみがえろうとしています。メビウスだけでは!」 「今はまだ、様子を見るんだ」 「しかし兄さん!」 「タロウ、メビウスを鍛え上げたのはお前じゃないか。それに彼は一人きりでは無い」 地球に想いを馳せるゾフィーとタロウ。

そのころガイズのメンバーは一同声を揃えていた「GUYS市民感謝デー?」 トリヤマがもっともらしく 「25年ぶりの怪獣出現により、GUYS JAPANは市民・世間の注目を集めておる。そこでだ・・・」

マルが引き継ぐ 「市民と身近にふれあい、より愛される防衛チームをアピールするわけです。マスコミが取り上げれば、 補佐官の株も上がりますし・・・」 ジョージがおぃおぃという表情をし、頭に手をかけ、マリナが眉をひそめる。コノミやテッペイも不機嫌そうだ。 マルのセリフにトリヤマは慌てると 「余計なことは言わんでもいいっ・・・」

しかしミライは元気よく断言した。「素晴らしいアイデアだと思います」 「おい、ミライ。まだやると決まったわけじゃ」ジョージがあきれたように言う。 ところがトリヤマたちの側に立つ可愛らしいメイド姿の萌さんに「お願いします」にこっと微笑まれ ジョージは、ひゅんとメイドさんを振り返ると 「で、俺は何をやればいい?」とメイドさんに、にっこりと微笑む徹底した紳士ぶり。

「ちょっと、ジョージ」ひゅんとマリナに向き直るジョージをマリナは睨む。 マルとトリヤマは、テッペイの顔色を伺いながら「例えば、歴代防衛チームや怪獣についての説明とか・・・」 即座にテッペイが反応する。「それ、面白そうですね」

マルは次にターゲットをコノミに向ける「さらにはマケット怪獣の紹介なんかも!」 「わぁぁーやるやる!」コノミはいともあっさり喜んで、飛び上がる。

「なんだ、結局、みんな乗り気だってことかよ・・・」リュウは後ろのイスに一人ふんぞり返るように座るとあきれたように言う。 マリナがいたずらっぽく笑いながら「でも隊長はいま、総本部に出張中だし」 ミライもにやりと頷く「誰か代わりに仕切らなきゃなりませんよね」 ひゅん。メンバー一同がリュウを見る「俺?」慌てるリュウ。

トリヤマは満面笑顔だ。そして、 「うむ・・・たった今、君を一日隊長に任命する」ひゅんとリュウを指差して指名した。

「GUYS感謝祭へようこそ〜」「こんにちはー」 【CREW GUYS JAPAN】の青いペナントや、万国旗、赤と黄色の旗、そして「CREW GUYS JAPAN」の旗。

色とりどりのバ ルーンなどに彩られ、CREW GUYS JAPAN市民感謝祭は華やかに幕を開けた。

受け付けを務めるマリナは臨時入場許可証を、コノミと萌さんはにこやかに「GUYS SALLY GO!!」 のチラシを配っている。

トリヤマが挨拶をする。 「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、誠に感謝感激であります。みなさまの日頃のご愛顧におこたえすべく・・・」 最中 「一つ、腹ペコのまま学校に行かぬこと」みんなが声の主リュウを振り返る。

トリヤマが続ける「そう、朝ごはんを食べてちゃんと学校にって、おぃ!」 リュウは手を後ろ手に組んで続ける「一つ、天気のいい日に布団を干すこと。一つ道を歩く時には、車に気をつけること」 子どもが声を揃えて聞く。「なにーーそれーー」

ミライは子どもたちに視線を合わせるように身を乗り出すと 「ウルトラ五つの誓い。君たちのお父さんやお母さんが子どもの頃、ウルトラマンが教えてくれた言葉だよ」 と説明する。

別のブースでは、コノミが「リム、ご挨拶」コノミの声にくるりと空中で2回転着地してピース。 おぉと喜ぶこどもたちを前にリムも頭をかき、てれてれ。

GUYS隊服の描かれた顔出し記念撮影ポイントでは、ジョージも横に写るようセッ ティング。兄弟がポースしている。 ついでに母親がジョージとムギュッと腕を組んでパチリ。 うろたえるジョージに「ありがとうございます」とニコニコ。

グッズ売り場では,GUYS Tシャツや帽子、メモリーディスプレイやトライガーシ ョット、ウルトラ歴代メカなどの玩具、各隊員のブロマイドなど。 更に「ワンダバCREW GUYS」CDや、GUYSの仕組みや活躍を収めたDVDなど多彩に販 売されている。

テッペイが嬉々として説明する。「どんな困難な状況にも耐えうる、まさに不死鳥の何ふさわしい戦闘機なんです」 子どもたちは「僕もーー」とミライの風船を取り合う。

パネル展示はまるでウルトラマンフェスティパルのようだが、 UGM MAC ZAT TACが展示され。

ガイズの食堂では、卵にケチャップでGUYSと書かれ、翼マークをかたどったオム ライス、ソーセージ、パスタ、コンスメスープ、サラダと豪華だ。

「いかがですか?我がGUY JAPAN名物GUYランチのお味は?」 みんながおいしそうにスプーンを運ぶ。

マリナはピースしてヘルメット姿のお父さ んとの記念写真に応じ「ちょっと待っててね」 「はーい」と優しくこどもと言葉を交わす。

ガンスピーダーへの試乗も行われ、格納庫ではリュウが機体を後方に説明をする 。 「これが俺たちGUYSが誇る統合攻撃戦闘機・ガンフェニックス」 横断幕GUYS SALLY GO!の上をデモンストレーション飛行する戦闘機。 ウルトラホーク1号&3号。ジェットビートル

「いいチームになったよ」ミライの隣に腰を下ろし、空を眺めるリュウ。 「え?」 「最初はただがむしゃらに突っ走って来たけど、今なら胸張って言える。地球は俺たちが守ってるってな。ウルトラマンと一緒に」

「リュウさん」うおっ・・リュウが振り向くと冗談のような滝の量の涙がミライの目から流れていた。 「バカ、ミライ」

その時不気味な声が聞こえた。 『復讐の時は来た。赤い雨が降る。それが我ら復活の前触れ』男の瞳が不気味に赤くなる。

「赤い雨?」ミライはやおら立ち上がった。 リュウが驚く「はぁ?」 「今、あの男の人が・・・」 ミライの指差す先には、しゃがんで赤い風船を幼い娘に渡す、優しそうな笑顔の 男性がいる。「はい」 子どもが「ありがとう」と返し、母親らしき人が「良かったね」 そしてその父親らしき男性は「よし、次行こ、な」と楽しそうだ。

女子学生3人がふいに 『苦しめ・・・貴様は呪われているのだ。滅ぼされたものたちの恨み、思い知るがいい』目が赤くなるとミライを睨みすえる。 ミライは女子高校生に突進していく。

ミライは怒鳴る「黙れ!!」キャー女子高校生は悲鳴をあげて、逃げた。 リュウが慌てて止める「おぃおぃおぃおぃ・・・・ミライ、何やってんだお前」「どうかしたの」マリナも駆けつける。 ミライが叫ぶ「リュウさんたちこそ、この声がわからないんですか?」

子どもの目が赤く光った。『今度は貴様が滅ぶのだ、ウルトラマンメビウス』 ミライはこどもに詰め寄る「お前は誰だ!答えろ!」

子どもは怯える「このお兄ちゃん、怖いよーー。えーんえーん」こどもは泣き出した。 リュウはミライをつかむ「おい、ミライ、やめろ!」「やめろ」ガイズクルーはみんなミライを止めに入る。 凍りついた雰囲気の中ミライは狼狽する。「ち...違うんです、僕は・・・」

団地の一角。洗濯物を干す主婦は空を見上げた「やだ・・・一雨、来るのかしら?」ポト。 落ちた雨は、赤い血の色のような雨だ。真っ白の洗濯物に赤いしみをつける。「何よこれ」悲鳴を上げる主婦。

赤い雨は、街に、こどもたちが遊ぶ道端にも降り注いだ。 ミサキが報告する。「ミナミサワ市に異常なエネルギー反応を補足。その直後赤い雨が降ったという報告が・・・」

ミライの頭の中に声が響く。 『赤い雨が降る。それが我ら復活の前触れ』 『貴様は呪われているのだ』 『ウルトラマンメビウス』

「トリヤマ補佐官、念のため現地調査をお願いします」ミサキの指示に 「わかりました・・・誰か」 ミライが進み出た「僕に行かせてください」 トリヤマは憮然とすると「君はダメだ、君は。市民感謝デーに市民を脅すなんて、全く。 えー調査は他の人に行ってもらおうかな」とクルーを見回すが、 リュウが机を叩いて、立ち上がると「よしミライ、俺と行こ」 「リュウさん・・・」ミライは嬉しそうだ。

「誰にでもミスはある。大切なのはミスを繰り返さないことだ」 トリヤマが制止をかける「待ちたまえ、勝手な判断は!」 リュウはサコミズのコーヒーのビンをひょいと持ち上げると「俺を一日隊長代行に任命したのは、誰でしたっけ?」とにやり。

トリヤマはしろもどろになる。「そ・・・それは、あの・・・」 リュウはモニターに向き直ると「いいですね?ミサキ総監代行」 「お願いします」 マルがトリヤマの体面を保つべく耳打ちする「SALLY GO・・・」 トリヤマはここはきっちりと「GUYS SALLY GO!」 一同「GIG!」

ミライがしゃがむ「赤い雨?」路肩の赤い水溜りに リュウも近づく「確かにな・・・」 赤い雨に不気味なヤプールの姿が映る。

リュウが何かを感じた「気をつけろ。何か妙な具合だ」 「GIG」 突如バリバリとガラスが割れるように空が割れ、超獣バキシムが現れた。

超獣バキシムは二人にいきなり攻撃を仕掛け、飛びのいて回避した二人のうち、リュウを目から発光する光により、 拉致した。 「リュウさん!」とっさに変身しようとしたミライはパキシムの次の攻撃の前に倒れる。 「ミラーーーーーイ」 「リュウ・・・・さん」 意識を失うミライ。

暗雲たなびく草原の獣道。 ミライが傷ついた身体を引きずりフラフラと歩いている。 どこからか響く鈴の音。前に立つリュウの背中を追う。

「リュウさん、待ってください!」 振り向いたリュウ。 そこには栗色の長髪を携えた白い能面が! なに!? 嘲るような笑い声。

と、いきなり能面は口から火を吹く。 「わあぁぁぁぁっ!!」 ミライは腕をかざして頭部に吹きかかる烈火を防ぐ。

テッペイの声が聞こえる「ミライくん!」 ・・・夢だった・・・。 ジョージが覗き込む「大丈夫か!?」 「・・・ジョージさん?」 マリナが優しく微笑む「おはよう!」 コノミがはしゃぐ「良かったー、目が覚めて」 病室のベットに寝かされたミライの顔を、仲間たちが覗き込んでいる。

「あの・・・僕は一体・・・?」 「ミライくん、南沢市で意識不明になったんだ。」テッペイが腕を組み説明する。 「南沢市・・・」 ふと目を見開きガバッと身を起こすミライ 「リュウさんが!」「突然空が割れたんです、まるでガラスみたいに!その中に 怪獣がいて!そしてリュウさんを!」

皆の顔を見回しながら、堰を切ったように訴えるミライ。 「俺がどうしたって?」 え? リュウが病室に入って来た。

「リュウさん!無事だったんですね!」笑顔がこぼれるミライ。 「無事も何も、特に異変なんてなかったじゃねえか。」 「異変がなかった?」ミライが怪訝そうに聞き返す。

「確かに赤い雨が降った形跡はあったが、空が割れたりはしなかったぞ。」 「レーダーも、怪獣出現の反応は捉えていません。」テッペイが補足する。

ーーー確かにこの目でーーーミライは歴然としないで考えこむ。 『無駄だ。誰も信じないぞ。』 その時、不意に男の声がした。テレパシーのようだ。 ミライは声の主を探す。リュウか。

リュウの目が赤く光っているではないか! 『何故なら、この声は貴様にしか聞こえないからだ。』 『誰なんだ、お前は!?』 『異次元人・・・ヤプール』 『ヤプールは、僕と兄さんたちが倒したはずだ!』

「あの・・・さっきから何をそんなに見つめ合ってるんですか?」 テッペイの発言で現実に引き戻される。 ベッドの向こう側にずらり並んだメンバーたちは唖然としている。

リュウはミライから視線を外しメンバーを見たが、ミライはベッドの右側に立つ リュウを凝視したままである。

「まさか・・・お前らってそういう関係!?」ジョージが飛び出してくると二人を 交互に指差す。 「実は俺たち誰にも言えない秘密があるんだ。」リュウが事も無げにサラリと言 う。

一瞬の沈黙のあと、ジョージが悲鳴のように叫ぶ 「あぁぁぁっ!おい、嘘だろ!」「わあっ・・・ははっ・・・ははは」テッペイとジョージは身もだえせんばかりの受けようだ。 「ちょっとやめてくださいよ〜。アハハハ」コノミも興奮してジョージを突き飛 ばす。 「なに?何が面白いの?」ピンとこないのか、マリナが笑いながら皆に尋ねる。

ミライだけはまったく表情を崩すこともないまま、鋭くリュウを睨んでいる。 「随分賑やかだなぁ。何を騒いでるんだ?ねぇ。」病室を訪れたトリヤマがマル を振り返り、「ねぇ」二人頷き合う。

メンバー全員の笑いは再燃した。 ジョージはブブッと吹き出し、マリナはただ何となく可笑しくなり、コノミはピ ョンピョン跳ね、テッペイに至ってはトリヤマとマル、リュウとミライを交互に 指差し大爆笑する。 「何が可笑しいんだ、ねぇ。」 トリヤマたちは首を傾げる。

再び辺りは真っ暗になり、ミライとリュウの姿をした者だけの世界。 『人間は愚かな生き物。滅ぼすのは造作もない。』 『その身体から出て行け!』 『騒げばますます立場が悪くなるだけだ。』 『なにいっ?』ミライはなす術なく、リュウの姿を借りたヤプールをただ睨みつ けるだけだった。

ミライ以外のメンバーの集まったディレクションルームで、ミサキがシルバーと オレンジ色のパソコン仕様のツールを開くと、キーボードやモニターなどが現れ た。 「GUYSタフブック」「マケット怪獣強化用に開発された、最新のメテオールツー ルです。」

「うっわー、遂に完成したんですね。」テッペイが飛んで来て早速触りだした。 その後ろからコノミ、マリナ、ジョージが覗き込む。 「いやー、これでGUYSの戦力は大幅にアップ間違いないですなぁ、ハハ。」トリ ヤマが言い、マルがミサキと頷く。

「でも、マケット怪獣の強化だったら、前にも一度・・・」「あ、エレキミクラ スですね!」マリナにコノミが続ける。 「今回は何が違うんだ、補佐官。」「違いはそのぉ・・・」 ジョージの質問にトリヤマがしろもどろとしていると、マルがすかさずフォローする 。 「強化データの容量及び安定性が抜群にいいんです。」 「そっ、それそれ。」

「で」「実験はいつです?」それまで素知らぬ素振りをしていた様子のリュウの 姿をしたヤプール人が、皆より離れた場所からぽつりと発言する。 「明日の正午。」ミサキが端的に答える。

山間のGUYS JAPAN専用実験場。 ミクラスの実験を行った場所でもある。 「今回はウィンダムを使用。火炎攻撃に特化したファイヤーウィンダムにカスタ マイズします。」 ウィンダムのカプセル横には「F」の文字が印字されたカプセルがセットされる。 今回火炎系攻撃に長け、組み込まれる対象は、ゼットン、バンドン、ブラックエ ンド。

僅かに炎マークが現れかと思うと、クリアグリーンのウィンダムの身体は足元か ら順にオレンジに染まり、登頂まで上ると再びグリーンに戻る。

「更に実験しはガンフェニックスも参加。模擬弾によるコンビネーションを行い ます。」 ミサキが説明するその頃、リュウがガンフェニックスの格納庫にいた。 口元を歪め、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。

同じ頃、ミライは病室で目を覚まし考えていた。 ---ヤプール!リュウさんの身体に乗り移り、一体何を!?---

再び実験場。 「お知らせします。運用実験開始まで30分。これより、オペレーションエリアへ の立ち入りを禁止します。くり返します・・・」アナウンスが流れる。

「!」「まさか!?」ミライはガバッと起きあがった。

ミサキが号令する「実験開始!」 「バトルデコイ レベル3。セットアップ!」コノミの操作で、 投影機から光が発射され、ムカデンダーが姿を現した。

「ゆけ!ファイヤーウィンダム!」 テッペイが皆より下方のステージ上より、メモリーパッドにウィンダムを装填し 発射。 頭頂部のトサカが赤く、左腕に2基の銃口を備えた赤い砲弾パーツが追加された ウィンダム登場。

ムカデンダーが吐いた火炎に対抗するべく、ウィンダムの左腕からは、無限を示 すマークに一瞬きらめいた火球が発射された。 見事ムカデンダーの火炎を圧倒し、火球はムカデンダーに命中、その姿ごと消滅 させた。

「おーーっ!あはははっ」トリヤマとマルは指差し手を打ち、ミサキは笑 顔で大きく肯く。

「さすが新型!」「コノミさん、次!」 テッペイの指示に肯いたコノミは、次にバードンを出現させた。

その頃、隊員服に着替えたミライが、歯を 食いしばりながら現地を目指して走っていた。

ウィンダムの武器発射より早く、バードンは火炎を吐いた。 激しい炎は足元は辛うじて踏ん張ったままのウィンダムを仰け反らせる。

「やっぱりバードンは手強い。」コノミの傍に戻って来たテッペイ感心する。 「ジョージさん、マリナさん、援護をお願いします!」 「GIG!」既に空中に待機していたガンウィンガーとガンローダーから、二人が返 事する。

その時、地上にいたリュウが再び不敵に笑う。 左手に隠し持っていた小型装置を指で動かすと、透明球状の先端部の内部が回り 出した。

すると、ガンウィンガーが突然黄金色に輝きメテオールが発動した。 ガンローダーも同様に輝く。 ガンウィンガーから発射された二基のミサイル! ステージ近くまで駆けつけたミライも異変に気付き、立ち止まった。 こともあろうに、ミサイルがその背中に命中したウィンダムは 倒れてしまう。

「うっそだろー!?」テッペイ、コノミは驚く。 「何で勝手にメテオールを!?」うろたえるトリヤマたち。 「俺じゃない!ミサイルが勝手に!?」当のジョージが吼える。

ウィンダムは倒れながらも、自分を攻撃してきたガンウィンガー目がけ火球を撃 ってきた。 「ジョージ!」マリナが叫び、ジョージはかわす。 しかしその後、ウィンダムは続けざまに火球を発射し、撃ちまくり続ける! 必死で逃げ回るジョージのガンウィンガーだけでなく、マリナのガンローダー も巻き込み、激しいバトルの模様を呈した。

「何たることだぁ!」トリヤマは目を剥き狼狽し、ミサキは急ぎ指示する。 「実験を中止して!」

ステージ近くにウィンダムの流れ弾が着弾し爆発炎上、地面が激しく揺れる。 「わぁぁっ!」轟音と迫る火炎に身を伏せた。

ようやく時間切れ。 バードンとウィンダムは光の粒子となり姿を消した。

這々の体でテッペイとコノミのもとに辿り着いたトリヤマ、マル、ミサキ。 「何故こんなことに?説明したまえ!」 「わかりません。こんな事故、どう考えても不自然です。」テッペイにも想定で きない事態となった。

「つまり、誰かがシステムに細工をしたってことだろう?」 いつの間にかリュウがいた。 「細工? 誰がそんなことを?」ミサキが尋ねる。 「決まってる。あいつしかいない。」 リュウがトライガーショットを向けたその先には・・・

・・・・・ミライがいた。

テッペイ、コノミ、トリヤマ、ミサキ、マルのいる下方のステージ付近で立ちつ くすミライ。 コノミが驚く「ミライ…くん?」 トリヤマも驚く「彼が犯人だというのか?」 リュウは続ける。 「みんなも知ってるだろう、昨日からのヤツの言動を。」

動揺が走る。 「それは確かに・・・でも!・・・」テッペイの言葉を割って、またもリュウは とどめを刺すかのように 「ひょっとしたら、ヤツは宇宙人かもしれないぜ。」 「人間に化けて、俺たちを騙したんだ!」最後の言葉を叫びながら、リュウはミ ライへ向けて発砲する。

「ウッ・・・ク!」 左肩に当たったようで、ミライは右手で怪我した部位を庇いながら片膝を付いく 。 メンバーたちにも緊張が走る。 ミライはすぐに立ち上がってリュウを睨むように見上げる。

「さあ、答えろ!お前は誰だ!?」 ミライは歯がゆさに口元を歪めながらも、黙ってリュウを睨み付ける。 「どうやら、答えられないらしいな!」

リュウが銃を発射した!?かと思いきや、リュウの持っていたトライガーショッ トが弾け飛んだ。 「!?」 撃ったのは、サコミズだった。

「やれやれ、出張から帰ってみれば、大変なことになってるね。」 笑顔は覗かせたものの、鋭い視線に戻り、リュウを睨み付ける。 ミライが叫ぶ「サコミズ隊長!」

「例えどんな状況でも、本物のリュウがミライを撃つはずがない。」 全員、今度はリュウを見つめる。 「さあ、答えろ。お前は誰だ?」

顔をあげたリュウの目元が暗く妖しい面立ちになっていた。 「ふっ」リュウは鼻で笑う。 「愚かな人間どもが。」ゆったりした口調で言い、続いて空を指差した。

すると、青空の一郭がスパークして亀裂が入る。 青い破片が飛び散り、内部は燃えるような赤い色をしていて、その中にうごめく 影。眼が光り、雄叫びを上げその上半身を見せている。

「かっ、怪獣!」トリヤマが口にすると、テッペイが直ぐに反応する。 「いえ、あれは超獣。」 「ありました!ドキュメントTAC。レジストコード・・・」 「一角超獣バキシム。かつて異次元人ヤプールが送り込んで来た、怪獣兵器です !」

バキシムは再び雄叫びをあげると、足元の青い壁を蹴散らすように空を割って、 この次元に飛び出してきた。 スルスルと地上に落下し、姿勢を崩すことなく、皆の見上げる山頂付近に降るて きた。 空の割れ目は、パスルをはめ込むように割れ散った破片が戻り、ただの青空にな る。

バキシムが降り立ち、地面が揺れる。 青い体表を持ち、機械のような銀色のクチバシを持つ頭部は鮮やかなオレンジ色 をしている。 みんなが動揺するその隙に、リュウが姿をくらまそうとした。

「待てっ!」ミライが後を追う。「ミライくん!」コノミが叫ぶ。 バキシムはズシズシと山を下りだした。

「フェニックスネストが近い!ここでくい止めるんだ。」サコミズがテッペイと コノミに指令を出す。 「GIG!」 サコミズとミサキも加わり、4人でトライガーショットを構え、バキシムに向け発 砲する。 空からは通常の状態に戻ったガンウィンガーとガンローダーも参戦する。 バキシムには命中しているのだが、一向に効果がないようである。

「待て!」ミライがリュウを呼び止める。 リュウが足を止め、振り返った。

「さて、そろそろ最後に仕上げとくか。」 「最後の仕上げ?」 「俺が仕組んだのは、ミサイルの誤射だけじゃない。」 「これが何かわかるか?」リュウが右手を掲げ、ミライに見せたものは、さきほ ど見たグリップの先端に球状のものが付いた、透明なものだった。 「起爆装置!?」ミライは目を見張った。 「今、バキシムと闘っている戦闘機にはもちろん、基地内部にも複数の爆弾をセ ットした。

バキシムは変わりなく移動を続けており、それを2機が攻撃しながら追っている。 「これを押すだけで、何人もの人間の命が消える。」にやりと笑う「さあ、どうする、メビウス! ?」 ミライはトライガーショットを取り出し、黙ってリュウ・ヤプールに銃口を向け る。

「それしか手はないよな。」 「リュウさん、目を覚ましてください!」 「無駄だ、早く撃てよ」リュウ・ヤプールはもう片方の腕を上げる。 「リュウさん、僕です、ミライです!」 「無駄だって言ってんのがわかんねえのか!?」 「早くしないと、爆弾より先に、バキシムが基地を破壊しちまうぞ。」ニヤリ笑 うリュウ・ヤプール。

鮮やかなオレンジの背びれや尻尾をしているバキシムは、ぐんぐん前進を続けて いる。

「ひとつ、腹ぺこのまま学校に行かぬこと!」 「はあ?」 「ひとつ、天気のいい日に布団を干すこと!」 「ひとつ、道を歩く時には車に気を付ける・・・」

ズギューーーン!

リュウ・ヤプールの掌から衝撃波が発射された。 胸部に命中して倒れたが立ち上がるミライ。 「お前、この状況わかってんのか。」 「ひとつ、他人の力を頼りにしないこと!」

ズギューーン!再度撃たれ、胸部にショックは走るがミライはひるまず銃口を構 え続けて叫ぶ。 「土の上を裸足で走り回って遊ぶこと!」 「リュウさんっ!!」

キィーーーーン 不意にリュウ・ヤプールが顔を歪め手で頭を覆う。

『ミライ!』本物のリュウが真顔でミライに呼びかけてきた。 「ちゃ・・・茶番はよせ!」 『撃て、ミライ!』 『俺の心の炎を、撃ち抜け!』 本物のリュウが訴えかける。

「心の・・・炎・・・」ミライは考える。 今まさに起爆装置のボタンが非情な侵略者によって、押されようとしている。 ・・・はっ! 何かに気付いたミライは狙いを定め、リュウを撃った。

リュウは後方にゆっくり倒れて行った。 その手からこぼれ飛んだ起爆装置に、ミライは走り寄り地面に落ちる直前に掴ん だ。

「ついに撃ったな、その手で。ハハハハハ」 倒れたリュウの身体から赤や青や色々な色が煙のように立ち上った。 それらが混じり、黒い等身大の空間を作り、ヤプールと思しき白っぽい影がゆら ぎながら姿を現した。

「貴様は大切な人間の命を奪った。もう、まともに闘うことすら出来まい。うう はははははは・・・」 ヤプール高笑いをしながら、バキシムの目へ飛び込み同化した。 バキシムの身体全体から、一瞬黒い煙が立ちのぼった。

「リュウさん・・・必ず守ってみせます。」ミライは倒れたままのリュウに声を かけ、すっくと立ち上がる。 「ヤプール!!」大声で叫び、続いて変身!「メビウーーース!」 バキシムの進行方向を遮った。

メビウスがバキシムに駆け寄ると、相手も足を速め向かって来る。 キックが効いて一度はバキシムは後退したものの、その後は爪のある腕で身体を 挟まれたり、鋭いクチバシで左腕を噛まれ挟まれ苦戦する。

バキシムから弾き飛ばされて離れることは出来たが、続いてクチバシ中程の穴か ら破壊力のある光線を撃って来た。 何とか避けたメビウス。

バキシムが両腕を前に習いと並べると、背中の複数のオレンジ色三角形多面体突 起物が脈を打ち出す。 それは揃えた腕の間でオレンジの火球を生成し、強力な光線へ変わりメビウスを 襲う。

バリヤーで防ぐメビウス。激しい光のぶつかり合いは続いたが、メビウスの念で バリヤーをその場に留まらせ、メビウスは大きくジャンプする。

上空で次の攻撃準備をするメビウスを、何と、バキシムの一本角が襲ってきた! ロケットのように噴射された角は、瞬時にメビウスを落下させた。 うつ伏せに倒れたメビウスを、足でジリジリ踏みつけるバキシム。 カラータイナーが点滅しだした。

と、上空からバキシムをかすめる4本のビーム。 ガンウィンガーとガンローダーがメビウスの援護に来た。

「ロックオンシステムが正常に作動しない!」「マニュアルで行くわよ」ジョー ジとマリナがいつものように阿吽の呼吸で作戦を次に進める。 SENSER LINE OFF ロックシステムを解除する。

「行くぞマリナ!」「GIG!」 「ウィングレッドブラスター!」「バリアブルパルサー!」 いつもはリュウが撃つビームをジョージが、そしてジョージ担当をマリナがこな す。

バキシムの腹を狙った正面からの、2機が渦巻くようなアクロバット飛行と共にビ ームが効いた!

解放されたメビウスは、メビウスブレイブにチェンジして、メビュームナイトブ レードでバキシムの腹を無限大に切り裂いた。 黒い煙がバキシムの身体から浮遊し、閃光と共に大爆発した。

リュウが目を開く。 「ここは・・・?」 「気が付いたか。」 「隊長・・・?」

メディカルルームで、今度はリュウをCRUW GUYSの面々が取り囲んでいた。 「リュウさん、お帰りなさい!」膝を折り、リュウの顔をニコニコ見つめるミラ イ。

「ミライ・・・ン?俺、お前と南沢市に調査に行って。で、それからえっと・・ ・」 「え?ひょっとして何も覚えてないの?」マリナが不思議そうに言う。 「あんなことがあったのに?」テッペイは信じられないという顔つき。 「あんなことって?」

「何も覚えてないってことは、これも知らないよね。」 サコミズが、ハンガーに吊されたリュウのジャケットの胸のポケットから、何か を取り出した。

「あああぁぁっ、俺のメモリーディスプレイがぁぁぁっ!!」 リュウはガバッと上体を起こす。 メモリーディスプレイの液晶部分に、丸い穴が空いてひび割れている。

「誰だ、俺の心の炎を壊しやがったのは!?」 「えっ・・・でも、それはリュウさんが・・・」 ミライはこわごわと立ち上がる。 「ミライ、犯人はお前か!」 「あたたたたた・・・」ミライは逃げ出そうとしたが、ベッド反対側で待ち構え るリュウに捕まった。

ミライは苦笑顔でヘッドロックをかまされたが、周囲にはメンバーたちの笑顔が 溢れていた。

管理人のここが考察ポイント

緊張状態と弛緩状態の絶妙なバンランス構成にまず驚く。

人は緊張を感じると興奮状態に陥る。反射でその興奮を収めようと体は制御体制に入る。 その拮抗作用から、緊張感のあるシーンが長くつづくとストレスが発生し、耐え切れないが、 短時間の緊張感であれば、スパイスとなり、脳の活動が活発になるという効果がある。 従って、このような緊張感のある作風は、視聴後、人の衝動的行動を誘発する。

ジェットコースターに乗る前の緊張、乗っている最中の研ぎ澄まされた感覚、 降りてからのスカッとしたぜ、というような爽快感をイメージしていただければ分かりやすい かと思う。そしてもう一度刺激を求めてまた乗ろうという図式である。 

ヤプールをジェットコースターに例えるのは乱暴な話ではあるが、まさにヤプールに対する期待、 そして、ドラマ部分を見ている最中、緊張感から 一度現実に戻すために実は管理人は、時間を確認した。尺にはまるのか?前後編だったかと思ったからだ。 それほど映画を意識したのか映画並みの内容の濃さだった。

ヤプールの人の心に巧みにつけ込む攻撃はとにかく恐ろしい。

ヤプールは真実を述べた。宇宙人が紛れ込んでいる。お前は誰だ・・と 宇宙人であるウルトラマンメビウスには答えようがない。 みなの前で果たして、正々堂々と違うと叫べるのだろうか、 釈明できないその立場を利用され、答えられないミライのわずかな間が、 ガイズのメンバーにすらまさか、という猜疑心を生んだ。

そして、事前に仕組まれた、 ガイズの市民感謝祭という晴れ舞台を台無しにした ミライのありえない奇行を目撃させることによって、釈明の機会を与えても、 弁明できないミライ自身の対応が、あたかも疑惑を確定させるようないっそうの効果を発揮させた。

サコミズの決してリュウがミライを撃つはずはない。 これは大岡越前の名裁きでも有名だが、 二人の親が一人のこどもを我が子だと言い張った。 どちらかは偽者で、真実を知っているのは本人だけで、周りには判断の材料がない。 越前は、二人して両方から子どもを引っ張れ、 勝った者が勝ちと指示し、 引っ張り合いをしたところこどもが痛いといった。 結果、思わず手を離した方が本物の親であると大岡越前は裁いたという。 本物の親が我が子の苦痛に耐えられるはずがないからだと。

本当に大切に思う相手なら、確かに、いきなり撃ちはしないだろう。ミライがリュウを撃てなかったようにだ。 しかし、これはガイズの他のメンバーがミライを大切に思っていないということではなく、 サコミズがミライの正体を知っているからこそ回避できたわけで、 ヤプールの心理作戦はここまで巧みだあったと言える。

緊張感緩和としては、突っ込みが来そうなところを逆手に取り、のり突っ込みの炸裂というところだろうか、 見つめ合うと、気があるんじゃないのという突っ込みは一般的で、 そこを誰にも言えない関係と真顔で強調してのけるセリフは素晴らしい。

確かにストーリー上誰にも言えない関係であるからだ。 実際木を隠すのは森の中が好都合であり、たくさんの偽者の中にたった一つの真実が隠されていることもある。

その真実を人は常に探求し、探し出すことが目標でもあるだろう。 真実を見極める目とは、状況に翻弄されるのではなく、自分が信じているもの、信じてきたものをどこまで信じられるかということかもしれない。

同じように心理作戦をトリヤマやマルも使用した。感謝歳に賛同する気がない 人間のやる気を起こさせるように、相手の興味のあることを ちらつかせ、相手の協力が必要であることを強調する。というやり方であるが、同じように心理作戦ではあるが、 一つは人を貶めるためのもの、一つは人とともに歩むためのもの。

その明晰な頭脳が健全で発展のために使われるか否が、悪と善の分かれ目かもしれない。 短時間にこれほどの心理描写とそれを最大に引き出す演出。またウルトラ5つの誓いを友情の証の キーワードとして、過去の作品に敬意を込め、また、細かいオールドファンへの熱いサービス。 映画なみの気迫のこもった素晴らしい1作に惜しみない賛美を贈りたい。

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メビウスベルト

ウルトラマンメビウス 第24話「復活のヤプール」

一角超獣 バキシム 登場 

《キャスト》ヒビノ ミライ 五十嵐隼士 / アイハラ リュウ 仁科克基 / カザ マ マリナ 斉川あい / イカルガ ジョージ 渡辺大輔 / アマガイ コノミ 平田 弥里 / クゼ テッペイ 内野謙太 / サコミズ シンゴ 田中 実 / トリヤマ補佐 官 石井愃一 / マル補佐官秘書 まいど 豊 / ミサキ ユキ 石川紗彩 / 中島 透 / 小松千鶴 / 田畑菜々子 / 高橋沙耶 / 熊本野映 / 脇田絵美 / 加藤清史郎 / 中尾郷史 / 坂口 淳 / 谷村拓也 / 星野亜門 / 庄司奈々絵 / 原 章子 / 劇団ひ まわり / 早川プロダクション

《声の出演》田中秀幸 / 石丸博也 / 玄田哲章 《スーツアクター》岩田栄慶 / 末永博志 / 丸山貢治 / 岩崎晋弥 / 永田朋裕 《シリーズ構成》赤星政尚 《設定考証》谷崎あきら 《脚本》長谷川圭一 《 監督・特技監督》アベ ユーイチ 《監修・製作》円谷一夫 《製作統括》大岡新 一 《企画》岡崎剛之 / 江藤直行 / 中村理一郎 《プロデューサー》岩佐芳弘 / 渋谷浩康 / 山西太平 《制作プロデューサー》小山信行 《アソシエイトプロデ ューサー》小掛慎太郎 《ラインプロデューサー》中井光夫 《音楽プロデュー サー》玉川 静 《音楽》佐橋俊彦

=本編スタッフ=

《撮影》高橋義仁 《照明》佐藤才輔 《美術》内田哲也 《録音》楠本龍巳  《操演》上田健一 《助監督》黒木浩介 《装飾》遠藤雄一郎 《衣装》塚田亜 矢子 《メイク》今井志保 《車両》野口茂樹 《製作主任》戸村祥章 《編集 》前嶌健治 《VFX》田代定三 《デジタルエディター》柳生俊一 《VE》佐々木 彰司 《スクリプター》島貫育子 《キャスティング》小島文夫

=特技スタッフ=

《撮影》新井 毅 《照明》高野和男 《美術》佐々木朋哉 《操演》根岸 泉  《殺陣》岡野弘之 《助監督》日暮大幹 《スクリプター》島貫育子 《スチー ル》橋本賢司 《制作主任》菊池英次 《キャラクターデザイン》丸山 浩 《キ ャラクターデザイン・イメージボード》酉澤安施 《キャラクターメンテナンス 》宮川秀男 《タイトルデザイン》佐藤さい子 《仕上げ》池田 遼 《CGIモー ションディレクター》板野一郎 / 円谷CGI-ROOM 《CGIスーパーバイザー》早川哲 司 《CGIディレクター》祖父江成則 《CGIデザイナー》大坪隆仁 / 上田和彦 / 小嶋律史 / 森 裕二 / 川口智久 《CGIマネージャー》小田達哉 《CGI協力》水 石 徹 / 三宅 仁 《エフェクトコーディネート》小野寺 浩 《エフェクトアニ メーター》増田英和 《デジタルマットアート》有働武史 《カラリスト》高田 淳 《音響効果》古谷友二 《編曲》池田地香子 《整音》松本能紀 《MD担当 》福井 顕 / 須賀久子 《催事宣伝》古池啓一 / 大野まゆみ / 菅野悦子 《製作 デスク》石渡牧子 《番組宣伝》重松和世 / 橋本栄次 / 太田小由美 / 堀川勝一 / 武藤博昭

《協力》松下電器産業 / ドゥカティジャパン / クリエイティブ・オフィス ヤッ プ / 銀座サクラヤ / プログレッシブ / キャン・インターナショナル / 日本照 明 / 東宝ビルト / 東宝コスチューム / 開米プロダクション / 亀甲船 / スワラ プロ / スリーエススタジオ / 富士通乾電池 / ヒルマモデルクラフト / ハルジ ン / グレイショコラ / 宗特機 / コダック / ムーンスター / 日本エフェクトセ ンター / IMAGICA / クレッセント / AdobeSystems / Autodesk / ボーンデジタ ル / D.A.S.T / スタジオ・バックホーン / パンチライン / RECARO / 岡村製作 所 / ナナオ / フジ工業 / フジコーワ工業 / 前田製作所 / パラマウントベッド / レイト商会 / K2JAPAN / 富士グローブ / CASIO / KENNETH COLE / Zoff

《撮影強力》笠間砕石 / 長峰・ローレルヒルズ / 味の素スタジアム / 横浜フィ ルムコミッション / 横浜市みなと赤十字病院

《制作協力》電通  《製作著作》中部日本放送 /円谷プロダクション  《提供》BANDAI

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