ウルトラマンメビウスのファンサイト・メビウスベルト【ウルトラマンメビウス第3話「ひとつきりの命」【ソフト考察】

ウルトラマンメビウス第3話「ひとつきりの命」【ソフト編レイゴ考察】

ウルトラマンメビウス・バードン怪獣画像
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裸足の女性がプールに足を浸す。背中の大きく開いた競泳用水着(フィラ/朱色パ イピングに紺地、白と朱色のリボンがボディ全体に配されたデザイン+光沢白キ ャップ+黒ゴーグルお約束の詳細記載でございますぅ)に身を包んだマリナ。

「よーい、はい!」襟ぐりの大きく開いた水色のTシャツに白い短パンのコノミが プールサイドに腰掛けストップオッチを片手に合図を送ると、マリナは飛び込み水中をドルフィンキック で進みクロール、そして可憐にターン。

マリナは回想する。

「今度はどれ位で戻ってこれるんだ?」バイクのメンテナンス中のカドクラが マリナにおもむろに尋ねる。マリナの表情が一瞬にして変わる。 「申し訳ありません。」深く頭を垂れ、その場を後にする。カドクラは言葉なく背中でそ れを見送るのだった。

膝下を水に浸したコノミの心もここにあらずだ。

コノミの伴奏に合わせ、子どもたちは「大きな栗の木の下で」を歌う 。 「GUYSがお休みの日は、先生、必ず来るからね。」 「コノミせんせーー・・・えーーーん」「えっえーーん、うぇーーーん!」 コノミも思わず涙ぐむのであった。

「コノミちゃん、タイムは!?」ハッと我に返りピッ。ストップウォッチを止め る。「ごめんなさい!・・あ・・ごめんなさい。」 仕方ないわねぇというように笑顔で手すりを握り、水から上がるマリナ。「あら ?」ジョージが無愛想な表情のままやってきた。

「ジョージ、勝負しない?」マリナが声をかけると、ジョージは一瞬立ち止まる ものの、二人の女性に向き直りもせず黙ってプールサイドを横切りジムに向かう 。なんで?と顔を見合わせるマリナとコノミ。

ベンチレストに仰向けになり、重量あげを始めるレモンイエローのノースリーブ シャツにジャージのジョージ。

「ジョージ引退!?」スポーツ新聞にデカデカと書き出された文字。受け入れ チームが見つからないと続いている。アリーナ観客席で新聞をくしゃっと握り潰 す。携帯が鳴った。「アンタもしつこい人だな。その件に関する取材は受けない って言ったろが!アディオス!」起きあがり深い溜息をつく。

久世家の冗談のような豪邸。

「萌さん、萌さーーん!」「はーい、奥様!」黒いミニスカワンピにフリフリの 白いエプロン、フリル付きショートソックスにカチューシャ。どこぞのカフェから出張し てきたようなメイドモエさんご登場。

「テッペイさんはどこ?」まずはテッペイの心配である。 「お坊っちゃまなら、まだ学校から戻られてませんけど。」ふりふりぶりぶりモエさんは瞳キラキラで夫人に伝える。

階段の広い踊り場の柱時計は、午後9時を告げる。

「えっ、こんな時間になっても、まだ戻ってないですって!?まさか、悪い虫で もついたんじゃ・・・はぁーーっ・・・」大げさに額に手をやりヨロッとめまいを感じてよろける オレンジ系着物に緑の帯の婦人クゼ・ケイコ。(あのテッペイに悪い虫ってそれはすくなくとも人間ではないと思うが笑)

「ヘクシュ!」その頃、噂の主はくしゃみをしながらフェニックスネストで、先のグドンとウ ルトラマンの闘いの画像を検証していた。ミライも側で、我が身の活躍にうれしげにモニターに見入る 。

ウルトラマンのカラータイマーが鳴り、光の剣でグドンを一刀両断!
ツッ---モニターの電源が落ちた。

「朝から何度も何度も。まーだ見飽きないのか。」呆れたリュウに電源を切られた。 「気になるんです、カラータイマーが。」サコミズはコーヒーをお替 わりしようとサーバーに手をかけて、やや顔を上げる。 「は!?」「どうしてあんなものがあるんでしょう?」

警報が鳴り響き、ジョージとマリナも作戦室に飛び込んで来た。 「総本部からの要請を伝えます。」ミサキ・ユキがモニターから相変わらず微笑んだような表情で呼びかける。

「ガイズスペーシーが、予兆なく噴火した大熊の山頂火口付近に、60メートル大 の影を捉えました。調査に出動してください。」コノミも神妙な顔つきで指令を 聴く。 サコミズがはじめて聞く号令を出す。「ジーアイジー!」左足を右足に揃え直立、気をつけの姿勢で復唱して 隊員が続く。

「ガンフェニックス バーナーオン!」チームGUYS出動! 大熊山山頂が大爆発を起こし、火柱が立ち灼熱の溶岩が噴出する。 「来た。」その麓で‘謎の女’が、長い舌をしゅるりと出すと、男とも女とも判断できないびみょーな声で ガンフェニックスを見上げ呟く。

二機に分離した機体のひとつが地上に降り立ち、ミライとマリナがモバイルパッ ドを手に探査する。 「何でしょう、あれ?」「ミライくん!どうかしたの?」駆け出すミライを慌てて追う マリナ。

「見てください。」枯れた木々の荒涼とした様がそこに拡がっている。 「立ち枯れ、にしては奇妙ですね。」基地のテッペイがつい口にする。 「そんなことわかってるから画像を送ってるの!」でへの表情のテッペイ 「立ち枯れって普通はもっと広い範囲に渡っておきるものなんです。この一帯だ け枯れるなんて…。」

「なにっ!?」ゴゴォォッ「地震!?」悲鳴の中で言葉をあげるマリナとミライの足下 が揺れる。 「リュウさん!?」リュウたちに急ぎ確認するが 「いや、別にこっちは…揺れてねぇぞ。」別のポイントに降り立ったリュ ウとジョージは何ともない。 「まさか!?」

バーーーン!!土煙をあげて山が割れた。 「逃げて!」危険を察知したミライの叫び声に駆け出そうとしてマリナが振り返る。 「え?ミライくんは!?」ミライは既にそこにはいなかった。

暗闇からオレンジに光る目、怪獣出現!

「そんなぁ・・・また怪獣だと!?」トリヤマ補佐官は叫ぶ。 「このままですと四半世紀前に終わりを告げたと言われた、怪獣 頻出期の再来となりそうですね。」マル秘書官は特に危機感なく、トリヤマの顔をのぞき込む。 「ならんでもいいわい、そんなもん!」

サコミズがずはやく指示を出す。「コノミちゃん、総本部のアーカイブとデータを照合して。」 「はい!…じゃなくて、ジーアイジー!」馴れない号令に躓くコノミ 「ドキュメントZATに同種族確認の記録があります。レジストコードは火 山怪鳥 バードン」「バードンだって!?」すっとんきょうな声を あげるテッペイ。

「どっ…どうかしたのか?」トリヤマがなんだどうしたと慌てる。 「バードンって確か、ウルトラマンの命を奪ったことのある怪獣…ですよね?」 サコミズの背中を見るテッペイ。 「ええ・・・エェッ!?ウルトラマンって死んだことがあるんですか!?」デー タを見ながらコノミも驚く。

火を噴くバードンを見つめるミライ。

「マジかよ!?ウルトラマンを死なせた怪獣だなんて…。」 「どうする!?」ジョージは一瞬迷いを見せる。 「どうもこうもねぇ。俺たちが倒せば済む話だ。ガンウィンガーに急ぐぞ 。」納得したジョージと共に走り出す。

「マリナ、そっちは?」「けど、ミライくんがいないのよ。」「あのバカ!」 その時、あたりが白い光に満ちた。 「ウルトラマン!」 。

「また出やがった。」 「急ぐぞ!」「お前が命令するな!」冷静なジョージと立場が逆転するリュウ  

バードンがバッサ、バッサ、実に鳥らしく羽ばたくと強い風圧が起こり、メビウスは連続バク転で後方に一旦待避する。

バードンがガーッと火炎を吐く、メビウスはジャンプして回転するが、バードンはそのまま突進してくる。 「ティヤァァァーーッ!」メビウスの左腿にバードンの鋭利なクチバシが突き刺 さった。ドクンドクン・・・落下して苦しむウルトラマンメビウス。早くもカラータイマーが 点滅!

「何とかしろ!」トリヤマ補佐官メビウスの危機に叫ぶ。 「そうか、クチバシの横のあれは毒袋だ。即効性の猛毒が含有されてる んだ。」「猛毒?」

「あの一帯の樹木が奇妙な立ち枯れをしたのはそのせいです。」 「待てよ、毒を受けて弱るということは、ウルトラマンは生物だって事だ。」 「ウルトラマンが生物?何を突拍子もないことを。」 「ウルトラマンは決して不死身ではないってことだ。」

バードン、メビウスにキック。ガンウィンガーがバードンに攻撃。反撃の炎 をかわすリュウ。

メビウスの攻撃を避け、バードンは一旦飛び去った。メビウスの姿はフッと 消滅した。

「バードンの毒にやられたみたいですね。」「大丈夫なんですか?」 「先生が言うには、しばらく安静にし てれば心配はないって。」「オマエの所見はどうなんだ?」「ぼ…くは外科志望ですから」 「この、クサレ怪鳥め、戻ってきやがれ!」モニター上、日本から離れるバード ンにリュウが吐き捨てるように言う。

「何を言っておる。私の想 いが通じて、今やバードンは太平洋上、GUYSオーシャンの管轄へと移動してくれ たんだ。」「これを幸いと言わずして《眠 気でフガフガ》何を幸いと《アフアフ…マルも欠伸》・・・マル《はい?》私は もう寝るからね。」マル「では、私も。ファ、フワァ…」作戦室を出ていく二人 。

「どこが幸いだってんだ。」 パンと手を打って「さて」「ガイズオーシャンがバードンを倒してくれ ることを祈って、僕らも仮眠とろうか。」コーヒーサーバーごと運ぶサコミズ。 号令が響く「ジーアイジー!」

翌朝の久世家。 「萌さん、萌さーーん!」「テッペイさんは?」 「はい、奥様…戻られてません。」 「テッペイさんが外泊だなんて、やっぱり悪い虫にたぶらかされているんだわ。 あぁ…あぁぁぁ…どうしましょ…」ヨヨヨ・・・紺地の着物にオレンジ系の帯。

その頃、当のテッペイは・・・フェニックスネストのキーボードの横に突っ伏し て口ぽかん。 「おい、テッペイ」 「…あ、おはようございます…」目をゴシゴシ。 「徹夜したのか。」「はい、総本部のアーカイブから過去のドキュメントを検索 してたんです。やっぱりウルトラマンは不死身じゃありませんでした。」「過去 に複数件、ウルトラマンが地球でウルトラマンが死んだ例が確認できました。」 モニターには、ウルトラマン、エース、タロウの‘死んだ姿’。

「ほんとに死ぬんだ、ウルトラマン。」 「ただし、死亡が確認されたウルトラマンが再び現れた例も複数件ある んです。」 「じゃあウルトラマンは命をいくつも持っているってわけ?」 「だったら、不死身なのと同じじゃねえか。」

「それは違います!」皆が振り向くと、いくらか体力を回復させたミライが、 入り口にもたれかかっていた。

「確かにウルトラマンは、新たな命を得て生き返ることもあります。です けど、絶対に生き返れる保証なんて、どこにもありません。」 「何でお前がそんなこと?」 「要するに、奇跡的なことってわけ。」サ コミズが会話は割ってはいる。

「奇跡的なこと…」リュウはひとり言のようにつぶやく。

緊急警報が鳴り響き モニターの笑顔のミサキが「太平洋上でGUYSオーシャンと交戦後、バードンは進路を変更 しました。日本へと向かっています。」と告げる。

「こんな朝早くから何事だね…アフアフ…」のろのろと起きてきたトリヤマ補佐官 「総本部は、以降の対応をCREW GUYSへと委任しました。」「なっ…何だって!?」

サコミズが号令をかける「GUYS、Sally go!」「ジーアイジー!」 「病人はおとなしくしてろ」続こうとした寝巻き姿のミライをリュウが労る。 「僕を連れてってもらえませんか。」「お前を?」 「考えがあるんです。」「わかった。俺と一緒に来い。」「ジーアイジー」 みなの出動を唇を噛んで見つめるミライ。

飛来するバードンと対峙するガンフェニックス。 「ガンフェニックス、スプリクト!」ガンウィンガーとガンローダーに分 離する。

「スペシウム弾頭弾なら毒袋を…」「でも、毒袋を粉砕したら、大気中にあいつの猛毒をまき散らしちまうん じゃねぇのか。」 「毒袋の根本にある静脈を狙ってください。そうすれば、毒はバードン に流れ込みます。」 「ほんとに効くのか?あいつの毒があいつに。」 「ミツバチは自分の毒で死んじゃうんです。」

「よし、わかった。それしかねぇ。補佐官、使うぜ、メテオールを。」 「やもうえまい。だが、殲滅は必須だぞ。」 「当然だ、ウルトラマンに倒せなくても、俺たちに倒せない道理はない。 」 「メテオールの使用を許可する。メテオールの制限時間は1分間。」 「バーミッション・シュート!マニ ューバ!」 「ブリンガーファン、ターンオフ!」「ジーアイジー!」

高速回転する竜巻状の風に、バードンは巻き上げられ、きりもみしながら落下す る。 「バードンの習性は鳥と同じです、海面に落とせば上昇する為、クチバ シを上に向けて羽ばたきます。」 「その瞬間に、毒袋めがけて撃てばいいんだな。見てろよぉ!」

ガンウィンガーは海面すれすれ、バードンの正面に付けたが、何とバードンは高 速でそれをすり抜けていった。 「そんなのありかよ!?」 「何でもいいからぶっ放せ!」 「だからお前が命令するなって言ってんだろ!」

「日本が見えてきた。このままじゃバードンは…」 残り17秒。バードンの腹の下から正面に回り込むリュウたち。 「メテオールの威力を見せてやるーーーっ!!」

残り00秒 RETURN TO CRUISE

「何?時間切れ!?」 今まさにバードンの毒袋攻撃にわずか及ばず失速し、バードンから引き離される。(何やってんだー怒鳴)

バードンは、日本本土の海岸沿いの低い山腹へドカーンと胴体着陸状態で突っ込んだ。 トリヤマたちは唖然。 見かねてミライが飛び出した。

バードンの雄叫び。 「降りるぞ。」「ええっ!?」 「あのバカ、何する気だ?」

「そんな!地上から毒袋を狙うなんて…」「命中精度だけなら、 こいつの方がガンウィンガーよりましだ!」テッペイの心配をよそに、トライガ ーショットでバードンを攻撃する気満々のリュウ。

狙いを定めたところで、バードンの羽ばたき攻撃に遭う。 嵐のような高波と突風に、家は微塵に吹き飛び、停泊した船を容赦なく高波が襲 う。 リュウが一発撃ち込むが逸れてしまう。「ダメか」

そのころミライはGUYSッスーツに身を包み、階段を駆け降りる。 「勝てるだろうか、バードンに。」誰に聞くでもなくつぶやくミライ、胸のGUYSエンブレムを手でぎゅとつかむ。 「僕は、一人じゃない!」ミライは叫んだ「メビウーー ス!」

「バリアブルパルサー!」バードンが地上のリュウとテッペイに向けて火を吐こ うとするのを、ジョージが攻撃し阻止する。 しかし次の炎の帯が迫ってきた時、メビウスが現れ、それをバリアーで止め た。

「ウルトラマン」「カラータイマーがもう…」タイマーはすでに点滅を始めていた 。 「本来なら3分間活動可能なはずなのに…」「毒がまだ残っているってことなの か?」 「もしもあれが消えたら…」「ウルトラマンはどうなるんだ?」 「過去に死が確認されたウルトラマンのカラータイマーは点滅していません。つ まり、カラータイマーは単に危険信号を告げる器官ではなく、あの輝きこそがウ ルトラマンが生きてる証なんですよ!」

「ってことは…あいつはわずか3分間の命を削りながら、闘っているって ことか。」 リュウが必死に走り出した。

「頼むぜー!」リュウが発車した交戦は、バードンの攻撃からウルトラマンを守 る多面体のバリアとなった。 体当たりしたバードンが仰向けに倒れる。

ウルトラマンとリュウは見つめ合う。 「すっげーなあ、メテオールってのは。」 「あれが立方体型のバリアフィールドを発射し、1分間だけ対象を物理 的衝撃から隔絶するっていう…」 「メテオール・カートリッジ・キャプチャーキューブ…」

「全く、そう簡単に使用していいもんじゃないんだぞ、メテオールは 」 サコミズがトリヤマの肩をまぁまぁと軽く叩く。 反対側をマルがトントン。その手を掴んで「何だよ」

「おい、ウルトラマーン!俺はたったひとつしかねぇ自分の命を粗末にす るようなヤツに、この星を守ってもらおうなんて思わない!絶対に思ってねえか らな!」

「やってやろうぜ、毒袋。」ジョージとマリナが合流した。 「静脈ですよ、静脈。」 「グズグズしなーーい!」 「後から来たくせに、うっせーんだよ。」4人揃ってトライガーショット を構える。

「やい、バードン。アキュートアロー!」 毒袋の根元に命中! 装填チェンジ。「ウルトラガン!」 ウルトラマンがメビュームシュートを決めるタイミングに合わせ、4人の発射し た青い光線は立方体のバリアとなり、バードンはその中で爆発・消滅!

ウルトラマンがGUYS4人に向け右手の親指を立てる。「よっしゃーー!」

その港の外れに・・・‘謎の女’がふと姿を現したが、すぐに消える・・・。

「まぁ、無事に退院できて何よりだ」ミライの脇腹をくすぐる。笑顔の隊 員たち。 「テッペイさん、どうかしたんですか?」ミライが尋ねる。 「何となく、ウルトラマンにカラータイマーがある意味がわかった気がして。」 「カラータイマーがなければ、ウルトラマンが命を削って闘ってることに気付け ませんでした。」

「ウルトラマンも、自分一人じゃ闘えません。一緒に闘う誰かに、自分の 状態を知ってもらえるのって心強いんですよ。」 「何だよ。まるでお前がウルトラマンみたいだな(笑)」

「あ、いえ、ウルトラマンメビウスもそう考えたのかなって」 「‘ウルトラマンメビウス’?あいつのレジストコードってそう決まっ たのか?」 「暇だったんで考えてみたんです。ダメですか?」 「うーーん、いいんじゃないか。‘ウルトラマンメビウス’。まぁ、俺た ちが一緒に闘ってやんなきゃ危なっかしいヤツだけどな」

「そ・・・そうですか?」 「アミーゴ!リュウの言うとおりだ。」「そうか、その為に俺はここに …」 「GUYSの仕事を続けるってことは、ウルトラマンと一緒に闘うこと!」 「それって恩返しになりません?過去に地球を守ってくれたウルトラマン への。」 頷くサコミズ。「そしていつか、ウルトラマンメビウスにありがとう って、そう言うの。」 「そう言う機会ってあると思いますよ、きっと!」

笑顔のミライ、ミライは「いいえ、お礼を言わなきゃならないのは、僕の方です。 」心の声でそっとつぶやくのだった。

                   

管理人のここが考察ポイント

  

今回はくどいほどセリフを拾ってしまった。赤星政尚さん勘弁してやってください。ぺこり というのも、取りこぼしたくないセリフがとても多かったのである。

ウルトラマンのカラータイマーの秘密、これは中に入っている人の限界が3分だったという過去のリアル問題を別にしても、 本来の環境でもなく、また何らかの形態を変えて闘った場合、身体に負担が無いわけが無く、 限られた命を削ってまで闘うウルトラマン。何が、ウルトラマンをそうさせるのか

そして、第3話にしてウルトラマンメビウスは劇中メビウス本人の発言により、はじめて「メビウス」と命名された。

カイズ隊員たちがここにいる意義、ともに闘う理由、そして目指すもの、それぞれがきちんと描写されている。 命を無駄にしない、奇跡はなんども起きるものではない。自分の命を大切にしてこそ人の命もまた守れる。 ウルトラマンの生命の源、ウルトラマンの奇跡にも触れた今回の展開は、今後の新たな布石となることだろう。

また、謙虚に感謝の心を忘れない。そんな若者達の姿は、爽やかで小気味良い。

時間との闘いという時間というものが常に意識され強調されている。 これは人生における時間配分の重要性ということの訴えなのだろうか

メテオールの威力が巧みに描かれているが、 この威力は限界も含めてのちに新たな展開の要素をはらんでいるのだろうか?

謎の女がその正体を現すの果たしていつか・・・・・その目的とは?
破壊力と戦闘能力とは相反するバードンの憎めないその動きは、新たなバードンの歴史を刻んだのだった。

ウルトラマンメビウス 第3話 「ひとつきりの命」

火山怪鳥 バードン 登場

《スーツアクター》和田三四郎 / 山本 諭 / 岩崎晋弥

《シリーズ構成・脚本》赤星政尚 《設定考証》谷崎あきら 《監督・特技監督》村石宏實

《監修・製作》円谷一夫 《製作統括》大岡新一 《企画》加藤直次 / 江藤直行 / 中村理一郎 《プロデューサー》岡崎剛之 / 渋谷浩康 / 山西太平 《制作プロデューサー》小山信行 《アソシエイトプロデューサー》小掛慎太郎 《ラインプロデューサー》中井光夫 《音楽プロデューサー》玉川 静 《音楽》佐橋俊彦

主題歌「ウルトラマンメビウス」  作詞:松井五郎  作曲:鈴木キサブロー  編曲:京田誠一   歌:Project DMM with ウルトラ防衛隊     (コロムビアミュージックエンタテインメント)

=本編スタッフ=

《撮影》倉持武弘 《照明》佐藤才輔 《美術》内田哲也 《録音》伊藤裕規 《操演》上田健一 《助監督》櫻井宏明 《装飾》遠藤雄一郎 《衣装》塚田亜矢子 《メイク》今井志保 《車両》野口茂樹 《制作主任》戸村祥章 《編集》矢船陽介 《VFX》石田延哉 / 田代定三 《デジタルエディター》柳生俊一 《VE》佐々木彰司 《スクリプター》湯澤ゆき 《キャスティング》小島文夫

=特技スタッフ=

《撮影》高橋義仁 《照明》高野和男 《美術》三池敏夫 《操演》村石義徳 《殺陣》岡野弘之 《助監督》野間詳令 《スクリプター》長谷川幸子 《スチール》渡辺 亨 《制作担当》土肥裕二 《キャラクターデザイン》丸山 浩 《キャラクターデザイン イメージボード》酉澤安施 《キャラクターメンテナンス》宮川秀男 《タイトルデザイン》佐藤さい子 《仕上げ》鶴田幸伸 《CGIモーションディレクター》板野一郎

円谷CGI-ROOM 《CGIスーパーバイザー》早川哲司 《CGIデザイナー》祖父江成則 《CGIデザイナー》大坪隆仁 / 上田和彦 / 澤田元春 / 小嶋律史 / 森 裕二 / 坂 本竜治 / 小杉淑美 《CGIマネージャー》小田達哉

《エフェクトコーディネート》小野寺 浩 《エフェクトアニメーター》増田英和 《デジタルマットアート》有働武史 《カラリスト》高田 淳 《音響効果》古谷友二 《編曲》池田地香子 《整音》松本能紀

《MD担当》福井 顕 / 須賀久子 《催事宣伝》古池啓一 / 大野まゆみ / 菅野悦子 《製作デスク》石渡牧子 《番組宣伝》重松和世 / 橋本栄次 / 太田小由美 / 堀川勝一 / 武藤博昭

《協力》松下電器産業 / フィアット オート ジャパン / ガレーヂ伊太利屋 / ド ゥカティジャパン / ドゥカティ横浜 / クリエイティブ・オフィス ヤップ / 銀 座サクラヤ / プログレッシブ / キャン・インターナショナル / 日本照明 / 日 活撮影所 / 東宝ビルト / 東宝コスチューム / 開米プロダクション / 亀甲船 / スワラプロ / スリーエススタジオ / 富士通乾電池 / マーブリングファインアー ツ / ヒルマモデルクラフト / ハルジン/ グレイショコラ / 宗特機 / コダック / 月星化成 / タカハシレーシング / IMAGICA / 日本エフェクトセンター / クレッ セント / Adobe Systems / Autodeck / ボーンデジタル / 極東貿易 / D.A.S.T / パンチライン / D.A.A.C / RECARO / 岡村製作所 / ナナオ / レイト商会 / K2JAPAN / 富士グローブ / CASIO / KENNETH COLE / Zoff / FILA / GAO / 野澤組紐舗

《撮影協力》ルネサンス 石神井公園 / カントリーハウス ウインザー / 彩の国 ロケーションサービス / 真鶴町 / 梨花幼稚稚園 / 味の素スタジアム

《制作協力》電 通 《製作著作》中部日本放送 / 円谷プロダクション 《提 供》BANDAI

キャストのご紹介は、マニアページにて文中埋め込みでご紹介しています。

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