ウルトラマンメビウスのファンサイト・メビウスベルト【ウルトラマンメビウス第49話「絶望の暗雲」レイゴ考察】

ウルトラマンメビウス第49話「絶望の暗雲」レイゴ考察ソフトバージョン

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サコミズは固唾を飲む民衆に語りかけた『お願いします。今こそ勇気を持ってください。 侵略者の脅しに屈することなく、人間としての意思を示してください。 』

灼熱地獄のような真紅の炎の中に浮かび上がる不気味な黒い影。 皇帝エンペラーの声が地の底から高らかに響く。 『余はエンペラ星人。地球人は、そむくと言うのだな。余の命令に。』

そして、瞬時に爆撃された、 ガンフェニックストライカーは、造成地の土の剥き出しになった地面に不時着し機体の腹で3回、4回と回転した。

サコミズは『リュウ!ジョージ!マリナ!ミライーーー!!』と絶叫する。 エンペラーに、大きく弾き飛ばされ、ビルをその体でまるごと潰してしまったメビウス。 白い土埃の中、仰向けに倒れたメビウスの目の黄色い光とカラータイマーの青が苦しそうにもがいていた。

その時、母親に抱きかかえられメビウスフィギュアを握りしめた青いトレーナーに青い身ごろと白い袖のスタジャンを羽織った男の子が 叫んだ「メビウスーガンバレーー!」 赤いタートルネック、濃紺テーラードカラーのダブルボタンジャケットを着た母親も声の限り叫ぶ「頑張って!ウルトラマンー!」

民衆は口々に「負けるな!メビウスー!」 「頼む!立ってくれ、ウルトラマン!」と願いを込めて拳を握り締める。

メビウスは崩れたビルの残骸の中から身を起こそうと左半身をひねり地面に両手を付いて立ち上がった。 民衆は「そうだ!!」と力を込める。

メビウスは、足を大地に踏ん張った。 そして肩で息をしながらも胸を張り、己の左腕を胸の前で地面と水平に構える。 メビウスブレスから無限大の輝きと炎が放ち始めた。 メビウスは胸に熱い炎を宿すバーニングブレイブへとチェンジした。

そして、一気にインペライザーに突進し、インペライザーの下肢を掴むと、 メビウスとインペライザーはもろとも火の玉となった。

炎に包まれた2体は、地響きを伴う大爆発を起こした! 一条の輝きを発し、爆発しドームのように膨れ上がった空気の層に一瞬赤い外輪が走る。 メビウスはメビュームダイナマイトでインペライザーを粉砕した。

湧き上がる民衆の大歓声を振り返るガイズのメンバー。 マリナもともに声をあげる「やったー!」 民衆も「やったー」と歓喜する。 こどもの笑顔がこぼれる。 母親も「良かったねー」と心から嬉しそうに笑う。

ジョージがついにパワーを失い変身の解けたミライを肩に担いで民衆が集まる場で支える。 「しっかりしろ!ミライ!」 マリナも「ミライくん!」 リュウも「ミライ!」 ミライに駆け寄る。

マリナは「ダメ!救護班が来るまで動いちゃダメ!」と必死だ。 ジョージも「充分な休息がなければ、次も戦えない!」と頷く。

その姿をしばし、だまって見守る民衆。 ふいにその輪の中から、 男の子が「ママー、メビウス、あのお兄ちゃんなの?」 と母親に聞く。母親はしゃがみこむと「そうよー」と微笑みながら、深く頷いた。

男の子はミライの側に駆け寄ると真っ直ぐにミライを見つめて、 「ありがとう!」といった。 ミライの顔に笑顔がこぼれる。

基地では、サコミズが「単なる黒点異常ではない?」とミサキに聞く。 太陽には、黒点とは異質な黒い影が、 四方に急速に広がり、それはところどころに真っ赤な口を残しながら、太陽全体を異様な色に変化させていた。

ミサキは頷く「GUYSスペーシーが太陽黒点上のものから未知の高エネルギー反応を検出しました。 しかも、この高エネルギー体は、太陽を侵食しています。ものすごい速度で。」 サコミズが「だったらいずれ、太陽は・・・」と顔を曇らせる。

ストレッチャーで、運ばれるミライ。後方から駆けつけるコノミとテッペイ。 病室にミライを送り込むと無言できびすを返すガイズのメンバーたち。

オフィス街の片側一車線道路の路肩や車線中央に放置された乗用車。 街の機能を失い黄色に点滅し続ける信号機の向こうに、すぐに姿を表したインペライザーの不気味な立ち姿があった。

民衆は当惑する「メビウスがやっと倒したばかりなのに・・・」 しかし「諦めるな。俺たちには、まだGUYSがいる。」と声を掛け合う。

アラーム音が鳴り響き、艦内に警告を告げる。

ミサキはサコミズを連れ立って、デレクションルームは駆け込んでくるとテッペイに声をかけた 「また空間転移で?」 テッペイは頷く「世界中からすべてのインペライザーが、どれもここから3km以内です。」

マルがサコミズに「周辺住民の避難を急ぎます。」と告げるとサコミズは「お願いします。」と答えた。 横に並んでいた トリヤマが「お任せ下さい、サコミズ総監。」というとサコミズは、トリヤマを手でかるく制止しするしぐさをして、 「いや、今は隊長と・・・」といった。

トリヤマは「はい。」とうっすらと微笑むと、「誰一人犠牲者を出しません。サコミズ隊長!」強く言い切ると きびすを返してマルとともに、走り出す。

ほぼすべてのエネルギーを使いきったかのように昏々と眠るミライ。

マリナが「一気に空間転移で攻めて来ないって事は・・・」と聞くと ジョージが「真綿で首を締めるようにって事か。」答える。

コノミが「シルバーシャークGの起動準備、完了しています。」 テッペイが「フェニックスネストも間もなくフライトモードに移行出来ます。」 臨戦態勢完了の報告を告げる。

民衆は必死の形相で逃げまどっていた。

サコミズはガイズのメンバーに告げる 「ウルトラマンの心に、ミライの頑張りに応えよう。 ウルトラマンを信じた人々の思いを、無にしないためにも。」 一人一人が深く頷く。サコミズは腹の底から力を込めた大声で「GUYS sally go!!」と告げる。

一同は「GIG!」と答えそれぞれに散る。

インペライザーが左手のドリルを回転させがら、フェニックスネストの目前にじわりと迫って来ていた。 地上では多連装ミサイルシステムが、一斉に首をもたげ、白煙と轟音をあげてインペライザーめがけて撃ち込まれているが、 インペライザーは怯む様子もない。

多数の戦車からも、凄まじい勢いで一斉砲撃されているが、インペライザーを止めることが出来なかった。

シルバーシャークGのイメージングセンサーの画面に映るインペライザーに狙いを定める、リュウとジョージ。 サコミズが「シルバーシャークG、ファイヤー!」と号令を叫び、 シルバーシャークGが発射された。

と同時に、インペライザーのドリルミサイルが、シルバーシャークGめがけて発射された。 シルバーシャークGはインペライザーのど真ん中に命中。

しかしインペライザーのドリルミサイルも、シルバーシャークGの2台ある砲台の一つにヒットし、シルバーシャークGは 空をオレンジ色に染めて破壊されてしまった。 リュウは「くっそっ!」と臍を噛む。

その直後、インペライザーは金属がきしむような音を立てて、仰向けに倒れ、動かなくなった。 しかしその瞬間、またしても次のインペライザーが、空間転移で送り込まれた。

テッペテが叫ぶ「別のインペライザーが空間転移で出現!」 サコミズが指令を飛ばす「フェニックスネストをフライトモードへ移行!」 テッペイが確認する「コノミさん、ジェネレーターの出力は?」 コノミが「大丈夫です。」と答える。

マリナが指示し「ジョージ、リフレクターブレード、チェックして。」 ジョージが答える「GIG。」

クルーはフェニックスネストのフライトモードへの移行の準備に取り掛かる。 その間にも、多連装ミサイルシステムや戦車からの集中砲火を浴びるインペライザー。

ガードすらしないインペライザーには全弾命中し、インペライザーの全面は、すでにところどころを赤黒く残し、 爆撃で、真っ赤に染まっているが、 微動だする様子もない。

フライトモードへの移行に死力を尽くすジョージ。 リュウは再びシルバーシャークGの発射準備に懸命だ。 ミサキもパネル操作に忙しい。

その時、インペライザーのガトリングガンが発射され、フェニックスネストを雨のように爆撃が襲う。 それは、フェニックスネストの天井部位を直撃し、一部はすっ飛び、天井は轟音を立てて、崩壊落下をはじめた。

電気系統がバリバリと音を立ててショートする。 いくつものスパークが走り、すさまじい爆風と爆音、そして爆発が何度も起きる。

クルーは悲鳴を上げ、頭を抱えて横倒しになる。 サコミズは、上から覆いかぶさるようにミサキをかばった。

インペライザーの両肩の砲門から光弾が、GUYS JAPANの地上兵器を次つぎと破壊していく。 なぎ倒されるように、こっぱ微塵になっていく人類の兵器。

インペライザーはなお、上半身を360℃高速回転させ、ガトリングガンと両肩からの光弾を連続乱発射。 四方に乱射された爆撃により、GUYSの地上施設を破壊した。 GUYS JAPANの施設は真っ赤な炎を上げて炎上した。ほぼ壊滅状態だった。

白煙に包まれ、その機能を停止したフェニックスネスト。 セントラルブロックのウイングだけが、ゆっくりと残された爆風に回っていた。

すさまじい衝撃で昏倒していたミライがうっすらと目をあけた。

テッペイは「フライトジェネレーターとコンタクトが取れません!フェニックスネスト、変型不能!」 と悲痛な面持ちで報告した。

鉄骨が次つぎと崩れ落ち、爆発が起きている。 コノミは倒れたはずみに落としたメガネを拾ってかけた。 そのコノミの目の前に、緑色の光を撒き散らし、のたうち苦しんでいるリムエレキングがいた。 やがてリムエレキングは、緑の小さな爆発を残し消滅した。

マリナが「地下の粒子加速器が、今の攻撃で!」というと コノミも「ミクラスも・・・もう・・・・」言葉は途切れた。 デスプレィの先に立つ敵をサコミズは睨みつけた。

そこに、立っているのが精一杯と見えるミライが入ってくると「僕も一緒に戦います!」 といった。リュウは「お前、今の自分の状態わかってんのか!?」と倒れ掛かりそうになるミライを支える。

ミライは「地球の人たちは、ウルトラマンメビウスを必要としてくれました。その思いに僕は応えたい! それに・・・ここは僕たちの思い出の場所ですから。」という。一瞬みなが口を閉ざす。

ミサキの「インペライザーが!」という悲痛な声はその静寂を破った。 インペライザーがこちらに狙いを定めた砲口に誰もが息を呑む。 全員が一瞬覚悟し、

コノミが思わず目をぎゅっとつむった。 誰もが目をそむけずにはいられない次の瞬間。

空気を切り裂くような音が聞こえ、何かが左右に稲妻のように瞬いたような気配がする。 閉じられた暗幕が横に開けられてみると。

全身鎧姿の独眼ザムシャーが星斬り丸をかざして立っていた。 つむじ風に赤い髪が空を舞う。

ザムシャーが星斬り丸のつばをトンと叩くと、両サイドにまっ二つに切断されて落ちたインペライザーは爆破炎上した。 ミライが叫ぶ「ザムシャー!」

ザムシャーは黒い唇の端から白い牙を覗かせて「勘違いするな。貴様は俺が斬ると決めた相手だ。」 といった。 テッペイが「インペライザーが!」と驚愕する。

ザムシャーに切断され分解されたその手足が空中に次々と上昇をはじめた。 そしてそれは コノミが「潰されて行きます!」と驚く。

かなりの上空に飛ばされたその肢体は、 まるでプレス缶が押しつぶされるように、インペライザーの各部位は圧縮されつぶれ消えていく。

ミライは「何が・・・」とつぶやき、胸を掴んでぐらりと倒れそうになる、 そこに白いブラウスに赤いリボン、紺色のブレザーを羽織った制服姿の少女が忽然と姿を現すと、ミライを支える。

マリナが「あなた・・・」と驚く ジョージが「カコちゃん!」と笑いかける。

そこにファントン星人が「ファント〜〜ン!」と出現した。 テッペイが「ファントン星人!そうか、君たちの仕業か・・・」 と驚きながら言う。

ファントン星人が「キレテ コシ キレキレテ」(ボク キミ トモダチ) というと、テッペイは「ありがとー」とファントン星人に抱きついた。 カコはミライをじっとみつめて、「私はミライの妹だもん。」と微笑んだ。

サコミズは『見ているか、エンペラ星人。これが我々が紡いできた絆だ。』 とまた前方を見据えた。

その時、天空から飛来する紅蓮の炎の1個の球体。 ザムシャーが空を見上げる。「フム!?」 降りて来たそれはザムシャーの頭上あたりで一旦停止した。燃えさかる炎の中央に黒い影。頭部にどす黒い3つの突起がある。

ディレクションルームではGUYSクルーの他に援軍であるファントン星人、カコも緊張の面持ちで、 炎を映し紅く照らされるモニターに釘付けになった。

と、突然オフィスビル中央部の窓ガラスが横に一列爆発を起こした! マンション上部の角部屋も爆発し、火の手が上がった。

そして周辺のあらゆるビルのガラスや壁面が、次々と何かの力により爆破されて行く!煙幕と粉塵が辺りを覆って行く。 ビル中腹が一旦膨れあがったのち爆発し、中央部のフロアが吹き飛んだビルはその上部が崩落しビル全体が崩壊していく。 爆発による炎が形の残ったビルの内部を焼き尽くして行き、更なる爆発を誘因してしまう。

大型マンションも一瞬にして吹き飛び、コンクリートや建材はその周辺を破壊する凶器の塊と化して飛散していく! 崩落したコンクリートの塊が道路に放置された車を直撃、車軸で繋がるタイヤと鉄板、金属片が空中を舞う! 小さな炎が大きな火災へと拡がり続け、爆発炎上の連鎖でビル街は炎の海と化して行く!

フェニックスネスト・ディレクションルームでは誰も口を開くことなく、 燃えさかる街をモニターで、ただぼう然と見つめていた・・・。

その時モニターに、黒いマントを風にはためかせながらゆっくりと降下してくる、 中世の騎士の紋章のような黒い装飾のついた黒い脚が映し出された。 微動だにしなかったディレクションルームの全員に新たなる緊張が走る。

一旦爆発が収まり、奇妙な静寂の訪れた街。 降下してくる者の黒い腹部から胸部が順番に映し出されるのを、顔にススを付けたままのマリナ、 そしてコノミも固唾を呑んで見守る。

続いて首の辺りから頭部半分が地上に降りて来ているのが見える。 ミライは一番前のデスクで傷んだ身体を支えながら、ファントン星人も口に手をやり。 ジョージ、カコもじっと画面を見つめる。

光沢のある黒い鎧や脚の装甲、つま先が尖り反り返った足が、 三列4階分ほどのオフィスビルの横長ガラスに映し出されて行く。

ズザザーーン! ゆっくりと降下してきた黒い影が黒いマントをひるがえしながら地響きを立てて着地した。 足元の破壊されたアスファルトやビルのコンクリートが空中に散った。

爆発したかのように黒い土柱が、勢い良く高く吹き上がる。 ミサキとサコミズも並んで無言で様子を見守る。

暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人の全容が明らかになった。 瓦礫の燃えるオレンジ色に反射するその身体、脚の両サイドにいかつい装飾を施した足元・・・。

マルとトリヤマも慌ててディレクションルームに駆け込んで来て、ハッと身構える。 黒い突起の連なる甲を持つ黒い手は鋭利な爪を持ち、腹部や胸部、腕の所々に光沢のある立体的な装飾。 ディレクションルームの面々は、相変わらず押し黙ったままモニターを凝視する。

街を焼く火の勢いは再び増したようで、エンペラ星人の周囲に大きな炎が立つ。 メラメラと燃える炎に照らされた、堂々たる不気味なその姿・・・。

「これが・・・エンペラ星人・・・」目の下に黒いクマを作り瀕死の形相のミライが言った。 風にはためくマントに見え隠れするエンペラ星人は、肩から胸の周囲にグルリと黒光りする装甲があり、 紫の鋭い目を持つその顔から頭部は、黒い頑強な仮面で覆われたようであった。額のあたりが陽を反射し白く光る。

「余は暗黒の支配者。ウルトラの父よ、光のものたちよ、ついに3万年前の決着をつける時が来たのだ。」

-----ウルトラの父とエンペラ星人が炎の渦の中で戦う。 両者対面し走りこみ、差し違えたその瞬間、ウルトラの父がガクッと膝を折った。 かたやエンペラ星人の胸にも赤い傷と青白い光が一瞬浮かんで消えた。 『ムゥ・・・ウム・・・』エンペラ星人も膝をついた。

エンペラ星人の右脇腹に、ウルトラの父が斬り込んだ傷があり、そこがオレンジ色に発光していた。 エンペラ星人はオレンジ色の光の粒子の渦の中に墜ちて行きながら『光がぁぁぁ・・』と咆哮した。

「見るがいい。既に太陽は燃え尽きつつある。今こそすべての光は閉ざされ、 そしてこの星は息絶えるのだ。ウルトラマンよ、光のものたちよ。愚かな選択をしたすべての命もろとも、 漆黒の闇となれ!滅び去れー!余が降臨した以上、この星に未来はない!」

雷鳴が轟き、天空を灰色の暗雲が湧き上がるようにびっしりと立ち込める街。 劫火すら吹き飛び、闇が街に覆いかぶさる。 ザムシャーがただならぬ気配に刀を引き寄せた。

「ン?」低く構えた姿勢のまま素早く右方向に構えた刀ごと向き直ったそこに、光を背にしてエンペラ星人が立っていた。 ザムシャーは剣先をエンペラ星人へ向けたままおもむろに立ち上がると、さっと刀を引き寄せ身体の前で縦に構える。 「いざ、参る!」

しかし、 「ムゥッ!」エンペラ星人が自らの左手をかざすと手の平が赤く発光し、 ザムシャーの身体は念動波により大きく弾き飛ばされた!「ウッ!ウワーーーッ!!」

ディレクションルームの全員はハッと息を呑む。 その時カコがエンペラ星人の立つ方向を睨みつけた。 カコの目が赤く光った。

「ンンッ!?」エンペラ星人は気を感じたが、いとも簡単にそれをはじき返した。 「キャァァァッ!」カコの前に赤い輪が拡がり、その身体はディレクションルームの壁まで飛ばされ、 横向きに身体を激しく打ちつけた!

「カコちゃん!」ミライが叫び、「大丈夫か!?」とジョージがカコを助け起こす。 「くっそー!」リュウは悔しそうに呟き、トリヤマ、マルも息を殺したように成り行きを見守っている。 ジョージに身体を支えられたカコは気を失っているようだった。

「ムゥゥゥッ!」エンペラ星人は再度左手から念動波を出し、ザムシャーの身体を軽々と宙に舞い上げ飛ばした。 「わぁぁぁぁっ!」空中で脚をばたつかせながら前向きに地面に叩き付けられたザムシャーは、 刀を掲げたまま立ち上がろうとするが、ダメージは大きく一旦地に伏した。

エンペラ星人が再度、左腕を構えた。 その方向を見定めたディレクションルームのリュウは、素早くデスクに駆け寄り、トライガーショットを手に取り構えた。

だが、エンペラ星人の放った波動は、フェニックスネスト脇に配備されたビーム砲台、 シルバーシャークGを直撃。爆発炎上してしまった。 その傍らで横に倒れたままのザムシャーは数度転がって爆発から逃れた。

ミライ再び駆け寄り「僕が行きます!」と言い、変身するべく左腕を縦に構える。 ミライの腕にメビウスブレスが一瞬の光を放ったものの、次の瞬間ショートしたようにビリビリとはじけ、 ついにメビウスブレスは光の粒子となってミライの腕から消失してしまった。 「どうし・・・て・・・」ブレスのなくなった腕を見つめながら、ミライはそういいかけたが、 とうとう床に倒れ込んでしまった。

ザムシャーもまだ地面に横たわったまま、立ち上がることが出来ずにもがいていた。 基地では椅子に座らせられ気を失ったミライをミサキたちが介抱していた。

「余にたてつく者は許さん!」エンペラ星人が言い放ち、マントを左右に大きく振ったあと、左手を構えた。 サコミズは一歩前へ、マリナとファントン星人はハッと口を空け・・・ただただ立ち尽くすしか術がない。

その時、光の鎧をまとったウルトラマンヒカリが現れた。 ヒカリはザムシャー同様、フェニックスネストを護る盾となり、自らの身体でエンペラ星人の攻撃をまともに喰らった。 「ウワッツ!!」ヒカリもまた、大きく弾き飛ばされてザムシャーの脇で呻きながら地面に突っ伏した。

「ウルトラマンヒカリ!」マルが言い、「セリザワさん!」ミサキがモニターごしに呼びかけた。

「光のものか」エンペラ星人がマントを翻しながら言った。 「ウム・・・?」意識を回復させたザムシャーは、隣に横たわっているヒカリに気づいた。

「チクショウ・・・チキショウ!」リュウがディレクションルームのデスクをドンと叩き叫んだ。 「何か手はねぇのか!?」 「おのれ、エンペラ!」ザムシャーは上体を少し浮かせた姿勢で、エンペラ星人を振り返り睨みつけた。

リュウは、ディレクションルームを飛び出していった。 「リュウさん?」テッペイの呼びかけはもはや今のリュウには届かなかった。

「エンペラ星人が!」コノミが大声を出した。リュウの後ろ姿を追っていたテッペイ、マリナ、 ファントン星人は、再びモニターを見る。 テンペラ星人は腕と身体を大きく左右に降り始めた。

基地から何か飛行機のエンジンがジェット噴射を始めた。 テンペラ星人は続いてまた、マントをひるがえしていた。

そのテンペラ星人に向かって突っ込んで来たのは・・・ガンクルセイダーMX だった。 テンペラ星人の放った波動は、基地滑走路に待機していた複数のGUYSアローMA1型やビルを次々と爆破させて行った。 「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」雄叫びを上げながら、リュウはガンクルセイダーMXを飛ばす。

炎と黒煙をくぐり抜け、リュウの搭乗する機体はまっしぐらに飛行を続ける。 「絶対に守るんだ!」リュウの脳裏に気を失ったミライと鎧をまとったヒカリの表情がよぎる。

「俺たちの思い出の場所を、地球の未来を!」「覚えているだろう、この機体を!」 セリザワとリュウの思い出の飛行機。

ヒカリの意識が戻り、立ち上がって光の剣・ナイトビームブレードを出した。 ガンクルセイダーは高く高く上って行き、宙返りして方向を変えテンペラ星人に向かい アクロバティックな螺旋回転を続けながら降下して行く。

ヒカリはブレードを胸に構え、エンペラ星人に向かい突進して行く。 「スペシウム弾頭弾、ファイヤーッ!」ガンクルセイダーから左右3本づつ計6本の軌道で発射された。 この2人の行動にザムシャーが同調し、刀に寄りかかるようにして立ち上がり、彼もまた駆け出した。

スペシウム弾頭弾は、エンペラ星人の眼前で爆発した。まっ赤な炎と黒煙がグレーの空を焦がす。 ガンクルセイダーMXは炎のカーテンをくぐり抜け脱出。

ヒカリとザムシャーが2人同時にエンペラ星人に掛かって行った。 2本の剣は、エンペラ星人の左手から発せられる念動力を一時的に止めたものの、 剣の先はその左手に軽く受け止められてしまった。 「そんな!?」リュウは言葉を失った。

「ザムシャー!」ヒカリがザムシャーに語りかけた。 「話はあとだ!」ザムシャーはそれを遮り、二人でエンペラ星人への必死の抵抗を続行する。 「ウゥゥーーム!」しかし、エンペラ星人の念動波により、その力勝負は一気に決着が付いた。

ヒカリとザムシャーの身体は弾き飛ばされてしまった。 ヒカリはGUYS施設内の白と赤のチェックの建物の上に仰向けに、 ザムシャーはフェニックスネストすぐ脇にあるアンテナにそれぞれ倒れ込み、破壊してしまった。

「フッフッフッ・・・ハッハッハッハ・・・」 エンペラ星人は高らかに笑った。

ザムシャーは、わずか先に落ちている愛刀・星斬丸を掴もうとするが、 既に身体は限界に来ていて起き上がることすら出来ない。悔しさでワナワナと震える指先。

エンペラ星人はザムシャーに矢継ぎ早に左手をかざし攻撃して来た。 「トァァァッ!」爆発の炎を避け、地面を転げるザムシャー。 間髪入れず、今度はフェニックスネストを目掛け攻撃して来たエンペラ星人。

ベース下部やフェニックスネスト本体に着弾し、機械室やディレクションルームに火花が散ったあと爆発が起きた。 クルーたちは悲鳴を上げ退避、一番後方のサコミズはダイブした。 数度に及ぶ爆発で、ディレクションルームは激しく揺れ停電し、内部には煙と焦げ臭い匂いが充満した。

「ウァァァァッ・・・」虚空を掴むザムシャーが呻き力尽き、地面にうつ伏せに倒れた。 コンクリートの地面がザムシャーの体重で施設地階へと一段崩落した。

サコミズが先ず、咳き込みながら這うようにして起き上がる。 トリヤマがカコを抱き起こす「しっかりしろ!大丈夫か!?」 ジョージが「ミライ!ミライ!」ミライを揺する。 トリヤマは必死の形相でカコを揺する「しっかりしろ!」 カコはうっすらと目をあけると「ありがと・・・」とトリヤマに声をかける。

ミサキが昏倒するマルに絶叫する。「マルさん!マルさーーん!!」 トリヤマも叫ぶ「マル!どうした!マル!気を確かに持て!」

エンペラ星人の攻撃によりフェニックスネストに大きな空洞が空いた。 断線した電線やケーブルの先から火花が散り、煙が室内にたなびいている。

空洞からまさにエンペラ星人を直接目視できた。

エンペラ星人は、こちらに向かいマントを振り、左手をさらに向けるのが見えた!テッペイは口を大きく空け息を呑む。 眼の前の空間に波動のリングが幾重にも広がって行った。

クルーたちの前には何もなく、すでに身を屈めるくらいしか守る術はない。 不意にその穴を塞ぐように黒い影が横切った。

ズギューーン! 爆発音だけが響いた。 「ウゥゥ・・・」その影はザムシャーだった。

ザムシャーがクルーたちに覆いかぶさるようにフェニックスネストを庇い、エンペラ星人の攻撃を背中で受けた。 エンペラ星人は「光のものでもないお前が、何故だ?」と不思議そうに聞く。

「これが守るという事なのだな?・・・メビウス・・・」赤い目の光が消え。

ザムシャーは妙に優しく、メビウスたちに語り掛けると、ゆっくりと横倒れに倒れた。 その身体の色が薄くなってオレンジ色の粒子になった。

光の粒子は蛍のように無数に輝きながら、天に上昇していく。その1粒が、 ミライの手の中に残り、それをミライは震える手で強く握り締めた。 ミライは声の限り叫んだ「ザムシャー!!」

ザムシャーの星斬丸が蒼白く輝きながら残された。 それを見たヒカリは叫んだ「よくもザムシャーを!!」 ナイトブレスに稲妻のような幾筋かの光を集めた。 そして放ったナイトシュート!

だが・・・「無駄だ。」エンペラ星人はナイトシュートを軽く右手で跳ね返した。 ナイトシュートは、脇の鉄鋼作業場に被弾し、花火倉庫が爆発したように火花が散った。

今度はヒカリにエンペラ星人の左手の波動攻撃が襲って来た。 受けた衝撃にヒカリは両膝をつき倒れるが、もう一度立ち上がる。

カラータイマーがその危機を告げて鳴り響く、それでもヒカリは、 1歩1歩大地を踏みしめてエンペラ星人に向かって歩く。その足からは白煙が立ち上る。

アーブギア《勇者の鎧》を召還させたヒカリは「惑星アーブよ、感謝する!!」そう、そっとつぶやくと、ザムシャーの星斬丸をすばよく拾うと エンペラに向かい一気に走りこむ。 エンペラの横を鈍い音を立てて、切り裂き走り抜けた。

リュウは「やった・・・セリザワ隊長!」というが、 ヒカリはザムシャーの愛剣「星斬り丸」を地面に突き刺し、がっくりと片膝をついたまま振り向かない。 そして「リュウ・・・メビウスを、地球を頼んだぞ!」その手からナイトブレスがふっと消失した。 そしてヒカリの体は透明になり、やがて消えた。

エンペラ星人は、ヒカリに傷つけられた自分の左足の太ももの辺りを見た。 そして悔しそうに天を見上げ咆哮する。

「セリザワ隊長!!くっそぉぉぉ!!」 リュウは叫びながら、ガンクルセイダーMXで機体ごとエンペラ星人に向けて突っ込む

エンペラ星人は、ゆっくりと左手を伸ばし、手を広げ、リュウのガンクルセイダーMXに向けて力を発する。 思わず息を呑むクルーたち。

そのクルーの目の前で、ガンクルセイダーMXは、爆発炎上した。 「リュウさーーん!!」ミライの絶叫が響き渡った。

太陽はもはや真っ黒に変化をどけ、不気味な赤い炎の爆発が起きていた。それはこれから起きる 恐ろしい事態を暗示しているかのようだった。

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メビウスベルト

管理人のここが考察ポイント

ウルトラマンメビウスとガイズ、そしてウルトラマンと人間との絆を丹念に描いてきた本作だが、 ここにきて、ついに宇宙人とウルトラマンメビウス、そして宇宙人と人間との間で 「絆」を成立されていたことを証明したエピソード。

そして、人類と宇宙人が、ともに一丸となって死力を尽くして何かを守るために壮絶に闘うさまを表現した。

第36話「ミライの妹」で、己の星を失い、荒れる放浪宇宙人サイコキノ星人をカコと名づけ「妹」 として最後まで見捨てなかったミライ。

第16話「宇宙の剣豪」で 剣豪であるザムシャーは、武士道を意識しともに剣を交えた間柄であった。 いずれも彼らが去っていくときの描写だけでは、彼らの真の心までは計り知れない(本編では語られていなかった)が、 それらの宇宙人たちの本気、心意を垣間みたエピソードであった。

とっさに我が身を楯として、ガイズとミライの思い出の場所とその命を守るため光と散ったザ・ムシャーは「守る」 ということを我が身をもって知った。

最後まで確かな関係は築けていなかったと思えた、トリヤマがとっさにカコを助けおこし、 そのトリヤマに、ミライが教えてくれたように、「地球では、誰かに何かをされて嬉しかった時に、そう言うんだ」と教わったカコは、 その通りに「ありがとう」とお礼を言うことを覚えた。

第7話「ファントンの落し物」で現れた大食いの宇宙人のファントン星人は、キレテ コシ キレキレテ」 (ボク キミ トモダチ) と伝えるために応援に駆けつけた。 それは、自らも巻き込まれれば、命の危険性もある状況の時に逃げもせずにだ。

彼らは間違いなく成長していた。そして人間とウルトラマンを愛してくれていた。 良いときには群がり、都合が悪い時、大変なときに逃げてしまう者も多い中で、絶体絶命の危機のときこそ 何をおいても駆けつける。

そして、その命をかけてまでも仲間を守ろうとしてくれる同志。これがメビウスたちが紡いできた「絆」だった。 改めてその絆の深さとスケールの大きさに感嘆することだろう。人類が憧れた宇宙規模の友情の絆である。

今回は台詞が極端に少なく、それに比べて破壊シーンの描写が非常に多く。カット割りも目まぐるしく、 爆発の迫力の描写については 筆舌に困るほどであった。

これは、いかにエンペラ皇帝の強さ、その強大な力を アピールする必要性があったのかが伺える。これほどまで、ラストボスは強かったのである。

だからこそ、ウルトラ兄弟たちが地球を守るためにメビウスを援護していてくれていたのだということも分かる。

では何故この地球最大のピンチにこそ、ウルトラ兄弟が駆けつけてくれないのか、多くのこどもたちはきっと固唾を飲んで 見守っていることだろう。

そう、それこそがウルトラマンメビウスが導きたかった結末への布石であろう。 自らを皇帝と名乗るほどの敵とついに対決できるほど実は、 ルーキーウルトラマンメビウスはきっと強くなっているはずである。 そして、それはガイズの仲間たちもそうであろう。

サコミズがこれが自分達の紡いできた絆(ある意味の力)だと、エンペラーを睨み、見据えた自信でもあろう。 絶対負けられない最終決戦。

ウルトラマンメビウスとガイズは必ず勝つ。 勝つために今まで闘ってきたのだから。

この地球の危機に、一人一人の人間が、出来ることとはなんだろうか、 人間は素晴らしい無限の可能性を秘めている。 その事実に気付けば、自分を信じる事ができる。 信じる力はパワーとなる。

試練は人を成長させる。言い換えれば成長するためには、試練も必要ということだろう。 この闘いは、神に近い存在が人間の未来のために仕組んだ大いなる希望のプログラムかもしれない。

そのために多くの仲間がここに集い、一つの目標に向かって邁進していった。 そしてそれが完結しようとしている。 必要な時にものは揃い、不要になると離散する。それも自然の流れなのである。

次回、ついにウルトラマンメビウスは「心からの言葉」を伝えるために 最後の決戦を披露する。

「心からの言葉」が伝えたかったものその意味を仲間と、そしてずっとこの地球を温かく見守ってくれている光の存在 「ウルトラマン」ともに見つめそしてその魅力をずっと未来に渡り、探求していきたい。

それが、このサイトのテーマ、ウルトラマンメビウス魅力の探求 〜メビウスベルト(終わりなき帯)〜 なのである。

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メビウスベルト

ウルトラマンメビウス第49話 最終三部作 U「絶望の暗雲」

無双鉄神 インペライザー / 暗黒宇宙大皇帝 エンペラ 宇宙剣豪 ザムシャー 健啖宇宙人 ファントン星人 サイコキノ星人 カコ 登場 

《キャスト》ヒビノ ミライ 五十嵐隼士 / アイハラ リュウ 仁科克基 / カザマ マリナ 斉川あい / イカルガ ジョージ 渡辺大輔 / アマガイ コノミ 平田弥里 / クゼ テッペイ 内野謙太 / サコミズ シンゴ 田中 実 / トリヤマ補佐官 石井愃一 / マル補佐官秘書 まいど 豊 / ミサキ ユキ 石川紗彩 / カコ 高宗歩未 / 五藤圭子 / 相澤瑠星 / 福天 / 大野慶太 / 松永直也 / 吉川けんじ / 早川プロダクション / 円谷ファンクラブ

《スーツアクター》和田三四郎 / 岩田栄慶 / 末永博志 / 夏川剛一 / 福田大助 《声の出演》内海賢二 / 石川真 / 難波圭一 / 菅谷勇 / 川津泰彦

《シリーズ構成.脚本》赤星政尚 《設定考証》谷崎あきら 《特技監督》原口智生 《監督》佐野智樹

《監修・製作》円谷一夫 《製作統括》大岡新一 《企画》岡崎剛之 / 江藤直行 / 中村理一郎 《プロデューサー》岩佐芳弘 / 渋谷浩康 / 山西太平 《制作プロデューサー》小山信行 《アソシエイトプロデューサー》小掛慎太郎 《ラインプロデューサー》中井光夫 《音楽プロデューサー》玉川 静 《音楽》佐橋俊彦

=本編スタッフ=

《撮影》倉持武弘 《照明》佐藤才輔 《美術》内田哲也 《録音》楠本龍巳 《操演》上田健一 《助監督》石川整 《装飾》大藤邦康 《衣装》宮崎みずほ 《メイク》今井志保 《車両》野口茂樹 《製作主任》熊木白仁 《編集》矢船陽介 《VFX》田代定三 《デジタルエディター》岡本光雄 《VE》高田秀雄 《スクリプター》森永恭子 《キャスティング》小島文夫

=特技スタッフ=

《撮影》新井 毅 《照明》高野和男 《美術》佐々木朋哉 《操演》根岸 泉 《殺陣》岡野弘之 《助監督》伊藤良一 《スクリプター》島貫育子 《スチール 》橋本賢司 《制作主任》菊池英次 《キャラクターデザイン》丸山 浩 《キャラクターデザイン・イメージボード》酉澤安施 《キャラクターメンテナンス》宮川秀男 《タイトルデザイン》佐藤さい子 《仕上げ》鶴田幸伸 《CGIモーションディレクター》板野一郎 / 円谷CGI-ROOM 《CGIスーパーバイザー》早川哲司 《CGIディレクター》祖父江成則 《CGIデザイナー》 大坪隆仁 / 上田和彦 / 澤田元春 / 森 裕二 / 小嶋律史 / 小杉淑美 / 川口智久 《CGIマネージャー》小田達哉 《エフェクトコーディネート》小野寺 浩 《エフェクトアニメーター》増田英和 《デジタルマットアート》有働武史 《カラリスト》高田 淳 《音響効果》古谷友二 《編曲》池田地香子 《整音》松本能紀 《MD担当》福井 顕 / 須賀久子 《催事宣伝》古池啓一 / 大野まゆみ / 菅野悦子 《製作デスク》石渡牧子 《番組宣伝》重松和世 / 橋本栄次 / 太田小由美 / 堀川勝一 / 武藤博昭

《協力》松下電器産業 / ドゥカティジャパン / クリエイティブ・オフィス ヤップ / 銀座サクラヤ / プログレッシブ / キャン・インターナショナル / 日本照明 / 東宝ビルト / 東宝コスチューム / 開米プロダクション / 亀甲船 / スワラプロ / スリーエススタジオ / 富士通 乾電池 / ヒルマモデルクラフト / ハルジン / グレイショ コラ / 宗特機 / コダック / ムーンスター / 日本エフェクトセンター / IMAGICA / クレッセント / Adobe Systems / ボーンデジタル / D.A.S.T / スタジオ・バックホーン / パンチライン / ワンダリウム / RECARO / 岡村製作所 / ナナオ / フジコーワ工業 / 前田製作所 / 日本光電 / フクダ電子 / レイト商会 / K2JAPAN / 富士グローブ / CASIO / KENNTH COLE / Zoff

《撮影協力》イマジンプラス / エステック 《制作協力》電 通 《製作著作》中部日本放送 / 円谷プロダクション 《提供》BANDAI

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